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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2500チバQ:2010/10/26(火) 22:45:42
http://mainichi.jp/select/biz/news/20101027k0000m020075000c.html
日航:希望退職270人、苦渋の追加募集

日本航空の定例会見に臨む(左から)大西賢社長、稲盛和夫会長、企業再生支援機構の瀬戸英雄委員長=東京都品川区で2010年10月26日午後5時15分、津村豊和撮影

記者会見をする日航乗員組合の宇賀地竜哉委員長(中央)ら=羽田空港で2010年10月26日午後6時17分、西本勝撮影 会社更生手続き中の日本航空は26日、9月から募集してきた希望退職の応募が目標を下回ったため、パイロットと客室乗務員を対象に270人の希望退職を11月9日まで追加募集すると正式発表した。経営陣は、一方的に雇用契約を解除する整理解雇を避けたい考えだが、目標に届かなければ、整理解雇を検討する方針だ。

 「大変心苦しいが、何とか理解を得て、希望退職で目標を達成したい」。稲盛和夫会長は26日の定例会見で、整理解雇の回避を探るため追加募集に踏み切った心情を吐露した。

 日航は9月3日、全職種を対象に1500人の希望退職を募ったが、今月22日の2次募集締め切り時点で目標に届いたのは地上職や整備士だけ。パイロットの応募は240人、客室乗務員は470人で、目標に対し、パイロットは130人、客室乗務員は140人届かなかった。会社側はパイロットに対し、アジアの航空会社の求人情報を提供するなど再就職を支援したが、「年齢や運航機種の制限があり、なかなか条件が合致しなかった」(日航役員)という。

 経営陣は、追加募集せずに整理解雇に踏み切ることも検討したが、解雇する人選の妥当性など厳しい要件をクリアする必要があり、訴訟リスクを抱え込む。従業員の士気低下やイメージダウンも招きかねず、「(整理解雇回避に向け)最大限の努力をしようという結論になった」(大西賢社長)という。

 だが、労組側のリストラへの反発は根強い。機長や副操縦士ら1750人が加入する日本航空乗員組合の宇賀地竜哉委員長は26日、羽田空港で会見し「十分な時間をかけて、より多くの人が希望退職に応じる環境を作るべきだ」と経営陣を批判、ワークシェアリングの導入などで最大限の雇用維持を求めた。整理解雇に踏み切れば社内の混乱が深まるのは必至。経営陣の一部には「数十人程度の目標割れにとどまるなら、整理解雇の回避も選択肢」との声もある。

 ◇営業黒字1096億円に改善
 日航が同日発表した10年9月中間連結決算は、営業損益が1096億円の黒字と、前年同期の957億円の赤字から大幅に改善した。

 とはいえ、破綻(はたん)で借金を棒引きしてもらい、減価償却費用などの負担が大幅に軽減した効果が大きい。ここでリストラの手綱を緩めれば、借金棒引きに応じた金融機関の理解は得られにくい。今回の希望退職は更生計画案に盛り込んだ1万6000人の人員削減の一環で、中途半端に終われば再建に悪影響が生じかねない。

 日航は、みずほコーポレート銀行など主要取引銀行に対し、融資再開を要請。11月中に銀行団と基本合意し、同月末に東京地裁から更生計画の認可を得るシナリオを描くが、大手行は「リストラの確実な実施は金融支援の最低条件」(幹部)とくぎを刺す。追加募集の締め切りに向け、ぎりぎりの労使交渉が続きそうだ。【小倉祥徳、寺田剛】


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