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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

3904チバQ:2012/08/27(月) 20:06:34
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20120826/CK2012082602000120.html
LCC就航 変わるか空の旅 本紙記者が搭乗
2012年8月26日

成田空港で運航を始めた国内線LCCの旅客機=成田市で


 大人は金で時間を買うんだよ−。学生時代の貧乏旅行中、飛行機でふらりと現れた社会人の先輩のせりふを格好良く感じたものだった。それが今や格安航空会社(LCC)を使えば、新幹線より安い料金で目的地までひとっ飛びできる。成田空港でも二社が札幌や沖縄、大阪などを往復する運航を始めた。LCCは新しい旅の手段として人々に受け入れられるか−。 (小沢伸介)

 ふと思い立ち、平日に大阪へ行くことにした。前日深夜、パソコンでLCCのホームページから航空券を購入。需要が高いお盆休み期間はさすがに高かったものの、その日は六千円ちょっと。理解不能な項目の料金も加算されていたが、新幹線の半額以下だった。

 早朝の空港はTシャツや半ズボン、サンダル履きなど軽装の人たちばかりだ。「東京で遊んで来て、大阪に帰るところ」という学生グループや、「帰省です」という親子連れ、「京都、奈良の観光に」という老夫婦も。

 機内は狭い。一列六席で中央に通路があり、窓際の人の出入りは手前の人が立ち上がらないと無理なほど前後間隔を狭くしている。ただ、安全のしおりや機内食メニューが入ったシートポケットが高い位置にあり、足元はゆとりを感じる。

 革張りの座席は清潔とは言い難い。朝一番にもかかわらず、食べかすのようなごみが落ちていた。シートの色が濃いめで余計に目立つのが残念だ。

 離陸前は「定刻通り出発できるよう、速やかに着席してください」との機内放送が繰り返された。成田空港は午後十一時以降に離着陸できない。同じ機体を朝から飛ばし続けるため、遅延の蓄積による欠航がこれまでもあったからだろう。

 客室乗務員は機内食の売り込みにも熱心。カートが一往復した後、メニューを示しながら「いかがですか」としつこく歩き回る。

 それが終わると早くも機内清掃が始まった。客室乗務員がごみ袋を手に通路を歩き、かさばるごみをどんどん回収していく。

 着陸直前、全員がベルトを締めて着座しなければならない時、客室乗務員の楽しげな私語が聞こえてきた。多忙な勤務中で唯一の休憩時間なのだろう。

 LCCの旅は、小さな不満とストレスが結構たまる印象だ。欠航の危険性が高い不安も消せない。「LCCとはこういうもの」と割り切って、慣れるしかないのだろう。

 早稲田大アジア研究機構の戸崎肇教授は成田市内での講演で「国内線LCCの競争相手はツアーバスだ」と話した。「自分で予約を取り、時間内に搭乗口に行くなど、LCCの自己責任の原理に日本人が対応できるかどうかが根付くカギ」と指摘した。


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