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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1810名無しさん:2010/03/26(金) 23:04:59
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000001003260003

「羽田ハブ化」の波紋・上 地位確立へ戦略
2010年03月26日

米国アトランタ市のデルタ航空本社。グレン・W・ハウエンシュタイン上席副社長ら居並ぶ幹部は9日、
成田国際空港会社(NAA)の森中小三郎社長に明言した。

「成田の有効性を今後も十分に利用させてもらいたい」

会談で、森中社長は28日から年間発着枠が1割増えて22万回になり、「地元の後押しを得て30万回も視野に入ってきた」と説明。
「地元の提案で運用時間(午前6時〜午後11時)延長も議論しており、24時間対応の空港と遜色がなくなる」と強調した。

森中社長は7日からデルタ、ユナイテッド、アメリカンの米大手航空3社の首脳クラスを相次いで訪問していた。

言質を得られたデルタで成田到着便の約半分が乗り継ぎ客。
3社とも成田を東アジアの国際ハブ(拠点)空港と位置付けている。
一方で、3社とも、4本目の滑走路が整備されて10月に国際線の発着枠が増える羽田空港への乗り入れを申請していた。

成田は新規乗り入れを希望する国・地域が43(昨年10月現在)ある。
トップセールスをしてこなかったが、昨年10月の前原誠司国土交通相の羽田ハブ化発言以降、危機感を強め、
森中社長は欧州の航空各社も訪問する意向だ。

国内地方空港との路線が多く、前原国交相が「日本の国際ハブ空港」と表現した仁川空港(韓国)にどう対抗するのかという問題もある。

NAAは、成田は路線網のバランスがよく、現時点で既に国際ハブ空港として機能していると分析する。
仁川は北米と欧州・中東路線がいずれも1割に満たず、アジアが約8割なのに対し、
成田は北米2割、欧州・中東1割、アジア5割。
国際線の乗り継ぎ客が仁川より約200万人多いといったデータが、その根拠になっている。

今回の発着枠拡大で成田には中東、カナダなどへの路線が新たに就航する。

懸念材料はむしろ、羽田の国際化が進み、現在成田を利用している路線が羽田に分散すれば、
仁川や香港など東アジアのハブ空港との競争で不利になるということにあるようだ。
不景気などの影響で、首都圏の航空需要が将来的にそれほど伸びないのではないかといった厳しい見方も背景にある。

騒音問題から深夜早朝の運用が制限されている成田の限界論が浮上すると、
羽田国際化への期待が高まり、それをぬぐおうとNAAが競争力強化に奔走する。
成田はそんな歴史を歩んできた。

B滑走路に3本目の誘導路を建設し、滑走路の利用効率を高めるのは
「(発着が集中する)朝夕が満杯状態で使いたい時間帯が使えない」(伊東信一郎・全日空社長)
という課題への一つの答えだ。
遠くて不便という長年の懸案は、7月の成田新高速鉄道開業で一つの区切りになる。

都心からの所要時間が15分短くなり30分台になることをさらに生かそうと
「都心から90分以内で機内へ」というフレーズを掲げ、
空港駅での警備の機械化、エレベーターのスピードアップ、
手荷物のチェックイン手続きの改善なども検討を始めた。
新年度から3カ年で取り組むNAAの中期経営計画にも盛り込んだ。


     ◇


年間発着枠が22万回になる成田空港は、羽田の国際化、
アジアの巨大空港に対抗するため、早くも30万回の早期実現が至上命題になっている。
成田の動きを追った。(鹿野幹男、長屋護)


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