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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1373チバQ:2010/01/12(火) 22:49:17
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/100108/ibr1001080215001-n1.ht
【離陸霧の中 茨城空港】(4)LCC誘致の勝算 カギ握るアジア需要
2010.1.8 02:14
 「最初は小さなスタートだが、徐々に大きな空港に育てていく」

 茨城空港に自信をのぞかせる県空港対策課。その裏付けとなるのが格安航空会社(LCC)の存在だ。茨城空港は世界的に利用者を伸ばしているLCCを取り込むことで、将来的な“飛躍”を目指している。

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 機内で提供する食事や飲料の有料化、同一機材の大量発注など徹底したコスト削減で運賃を安く抑えるLCC。同課によると、欧米では近年、全体の3割近い座席をLCCが占めているという。東南アジアでも2割弱にも上るなど利用者数を伸ばしている。

 国内の航空会社もLCCの動向を注視している。関係者は「注目しているのはアジアのLCC。現在、研究しているが、このマーケットは興味がある」と話し、いずれ日本でもLCCの利用客が伸びる可能性があるとみている。

 そうした将来性から、県は茨城空港の設備をLCCに対応させており、「国内初のLCCに対応できる空港」として、東南アジアのLCCを中心に積極的なセールスを展開している。

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 LCCに対応できるということは「コストが低く抑えられるということ」(同課)だ。茨城空港は低コストで空港を利用できる設計になっており、航空会社関係者も太鼓判を押す。

 例えば、ほかの空港では出発ロビーは2階、到着ロビーは1階と分けられることが多いが、茨城空港では出発、到着ロビーとも1階に設置。関係者は「ロビーの集約は人件費や施設運営の点で、コンパクトで合理的。また、バリアフリーの観点からも良い発想」とみている。

 また、一般的な空港では駐機場から飛行機を後ろ向きに押して駐機場から誘導路に移動させる特殊車両を使うが、茨城空港では飛行機が駐機場内で旋回できるスペースがあり、特殊車両が不要。飛行機の乗り降りの際に、飛行機と建物をつなぐ搭乗橋も使わない。

 航空関係者は「特殊車両だけでも数千万円かかり、機材はどれも高額。それが不要となると、コストカットの効果としては大きい。LCCが興味を示す可能性はある」という。

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 橋本昌知事は将来的な航空需要について「中国や他国の生活レベルのアップが著しい。彼らは間違いなく海外旅行に関心を持ち、興味を高めていく」として、アジア地域での海外旅行者が「爆発的に増えてくる」とみている。

 茨城空港が羽田、成田に次ぐ首都圏の第3空港として需要の「受け皿となる」と意欲を見せる。

 だが関係者には「結局は羽田と成田の動向を見なくてはいけない」と慎重な見方も。羽田空港は今年、4本目の滑走路が完成、年間発着枠が年30万3千回から40万7千回に増える。成田空港も年間発着回数30万回を目指している。

 このため、「マーケットの基本で、まずは(都心に)近いところから」との見方が大勢。「今後、羽田と成田からあぶれる需要が本当にあるのか」と懐疑的な声が多い。

 不透明ながらも「LCC誘致」に将来を託す茨城空港。県関係者も「黒字化には数年かかる」とみるなど、成功までの道のりは決して平坦(へいたん)ではない。橋本知事をはじめ県には、LCCの早期誘致はもちろん、県民へのより丁寧な説明が求められる。


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