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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

3522チバQ:2012/04/02(月) 08:20:22
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20120401/CK2012040102000059.html?ref=rank
世界に売り込め「セレブ便」 成田にビジネス機専用ターミナル
2012年4月1日


高級感あふれるビジネスジェットの機内=成田空港で


 成田空港に首都圏初のビジネスジェット(BJ)専用ターミナルが完成し、31日から運用が始まった。主に企業や団体のトップ、個人事業主ら「富裕層」が仕事やレジャーの移動手段、あるいは商談や交渉の場として活用しているBJ。一般にはなじみが薄いセレブの世界をのぞいてみた。 (小沢伸介)

 機体の外観はそれほどでもないが、内装の豪華さには思わず目がくらんだ。価格は数十億円。チャーターでは一時間五十万円とか百万円レベルの料金が発生するというが、運航会社の担当者は「安全性の高さと快適さが魅力」と胸を張った。

■出入国100歩以内
 BJ専用施設は約五百六十平方メートルで、第二旅客ターミナルビルの南端にある。こぢんまりとした空間で税関と出入国管理、検疫の各業務が行われる。出国では六十歩、入国では百歩で施設内を通り抜けられた。

 東京入国管理局成田空港支局の担当者は「利用者数に応じて入国審査官を配置する」と話し、スムーズな審査に全面協力する。空港に着いてから飛行機に乗り込むまで、一般の旅客なら二時間かかるところ、三十分以内で済むという。

■守られる秘密
 利用者のプライバシーが確実に守られるのも特徴。施設は周辺の敷地も含めて一般の立ち入りが禁止されている。出発、到着口は植栽で目隠しする念の入れようだ。利用料金は一回二十五万円。時間の大幅な短縮と秘密を守る経費といえる。

 専用施設の整備は、国土交通省の成長戦略に盛り込まれた。BJを積極的に受け入れることが、日本の競争力強化や経済成長に貢献すると主張している。

 成田国際空港会社は基幹の国際線に加え、国内線、格安航空会社(LCC)、BJを四本柱とする多機能空港を掲げ、今回の専用施設整備に一億五千万円を投じた。

 森中小三郎社長は「最近は羽田に行くケースも多くなってきたが、専用施設ができて海外の利用客も増えると思う。世界に積極的に売り込んでいきたい」と意気込む。

   ◇  ◇

 「バス停しかなかった日本にタクシー、ハイヤー乗り場ができた」。NPO法人日本ビジネス航空協会(東京都千代田区)の佐藤和信副会長は、成田空港のBJ専用ターミナルを陸上交通に例えてこう説明する。

 日本の空港は、大型機による定期運航を前提に運用されてきた。好きな時に好きな場所へ行けるBJとは発想が異なり、「日本はBJで飛んで行くことができない地と世界中から思われている」(佐藤氏)という。

 機体の保有は米国の一万九千機に対し、日本は四十五機。欧米では専用空港が多く、発着回数が年九万回近い空港も。成田は昨年五百三十一回で、桁違いの少なさだ。

■航空の多様化
 国交省がBJに対応して航空規則を緩和する方針を示すなど、航空の多様化を後押しする動きは最近のことで、普及にはまだ時間がかかるともいわれている。

 ただ、利用者が増えればチャーター料も安くなる。佐藤氏は「BJのタクシー的な活用が、定期便の確保に苦労する地方空港の生き残りにもつながるだろう」と将来を展望した。

<ビジネスジェット> ビジネス目的に使われる定員が主に30人以下のジェット機。超小型から太平洋を横断できる大型まで機種は多彩。運航形態は、個人や法人が所有する自家用と、運航会社から機体をチャーターする商用に分類される。最近の機種は安全装備が充実し、安全面で大手航空会社に匹敵。専用施設を利用すれば防犯面が格段に向上する。成田の専用施設は県営名古屋、中部、神戸に次ぎ国内4空港目。


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