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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1270チバQ:2009/12/19(土) 08:26:19
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco/news/20091217-OYO8T00376.htm
背水関空<3> 小型機で定期旅客便…路線補完、水面下で構想


機体の色が鮮やかなフジドリームエアラインズ機(奥)と日本航空機(静岡空港で)=戸田博子撮影 国内97か所目の空港となった静岡県の静岡空港(牧之原市、島田市)には、ここを本拠地とする地元資本の航空会社がある。フジドリームエアラインズ(FDA)。物流大手の鈴与(静岡市)が、小型機を使って地域間に定期旅客便を飛ばす「リージョナル航空」事業に参入するため、6月の開港に向けて設立した。

 静岡には国内勢の日本航空と全日本空輸、海外勢は韓国の大韓航空やアシアナ航空なども乗り入れている。開港後は見学者でにぎわい、FDAの空色と赤色の76人乗り小型ジェット2機が、ひときわ注目を集めている。

 「飛行機は人と人をつなぐ大きな力になる」。鈴与とFDAの社長を兼ねる鈴木与平氏(68)は、航空事業に参入した理由をこう語る。空路が地方間の連携を促し、中央に頼らず自立する手段になると信じる。

 経営方針は明快だ。航空大手と競合する路線には飛ばさない。2機の購入を含めて100億円以上を投じており、2010年1月末には3機目を導入する予定だが、5年で事業が軌道に乗らなければ撤退することも視野にある。

 運航は小松(石川県)、熊本、鹿児島の3路線のみだが、日航の国内線縮小の動きが、事業拡大の好機となっている。日航が撤退すれば、静岡―福岡線に参入する方針だ。

 実は関西にも、地元資本の航空会社構想がある。

 関西国際空港から国内線の撤退が相次いだ03年、関西経済連合会が中心となり、企業の出資を募って新会社を設立する案や、大手系列の小型機運航会社に出資する案が議論された。しかし、いずれも採算面の見通しが厳しく、実現していない。

 当時の関経連会長で、議論を主導した秋山喜久・関西広域機構会長は「関西の場合、11機ぐらいで国内5路線程度を運航しないと、採算が合わない」とみる。

 それでも、構想は水面下で生きている。関空会社や大阪府の関係者が今、FDAに着目し、ひそかに静岡へ足を運んでいる。関空を拠点とする民間出資の航空会社を設立し、運航をFDAに委託するなどの方策を探っているのだ。

 一方、FDAの鈴木社長は、読売新聞の取材に対し、「地方空港から関空の国際線に旅客をつなぐ『フィーダー』路線に乗り出す可能性はある」と述べ、すぐには実現しないとしながら、研究課題とする考えを明らかにした。

 小さな翼で航空需要を生み出そうというリージョナル航空会社が、関空の国際ハブ(拠点)化に欠かせない国内地方路線を補完する切り札になるのか。実現には関西経済界の覚悟も問われる。

(2009年12月17日 読売新聞)


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