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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

500千葉9区:2009/05/07(木) 20:35:24
http://www.kokuitten.com/travelbyair/kaiteki/airport/hubgateway.html
ハブ空港争いとポイントtoポイント
皆さんの中には「ハブ空港争い」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。事実日本周辺では「ソウルの仁川国際空港」や「上海の浦東国際空港」などの大型の空港が次々に建設されています。一方表題の「ポイントtoポイント」はある種対立する概念で、中・小型機でさまざまな空港間を直行便で結ぼうという概念です。この概念はB767クラスでありながら航続距離の非常に長い(15000キロを超える)「B787型機」がすでに製造を開始していることでさらにこの流れは加速しそうです。実はこの「ハブ空港争い」はある条件が満たされるまで「一時休戦」という状態です。この争いは

次世代超音速旅客機路線が就航する
ことにより決着することになるのです。つまり超音速旅客機が就航している空港が「ハブ空港」となり、その地域(「東アジア」のようなブロック)の他の空港は地域間路線こそ運航していても地域をまたぐ路線(東アジアとアメリカなど)を利用する旅客をそのハブ空港に取られてしまうということになるのです(もちろん従来の旅客機による地域をまたぐ便も低価格便としては残るのでしょうが)。超音速機就航のために超えなければならないハードルはまだ高く(衝撃波−ソニック・ブームの解決が最大の問題点ですが、このことに関しては、その他雑学集「超音速旅客機コンコルド」をご参照下さい)、はっきりいって就航のめどはまったく立っていないというのが現状です。そのため、それまではやはりより所要時間の短い直行便を望む旅客が多いと考えられ、「ポイントtoポイント」の考え方が優勢になる可能性が大きいです。ですが、多くの国で超音速旅客機の就航に備えて大規模空港を建設・拡張しています。

次世代超音速旅客機就航後のハブ空港大予想
超音速旅客機については先ほども出た、その他雑学集「超音速旅客機コンコルド」に譲るとして、次世代超音速旅客機が寄航するハブ空港がどこになるのか、大胆にも予想したいと思います。なお、航続距離は十分に大きい(B747-400やB777クラス)わけではないという前提で話を進めさせていただきます(そこまで大きいとさすがに制約が小さくなり予想できません)。

まず簡単なところから行くと、おそらくオセアニアは「シドニー」が当確となるでしょう。そうするとオーストラリアとの関連の深いイギリス(航空路線においては過去の植民地時代の関係などに深い関連があったりします)、その首都ロンドンにも就航することなるでしょう。また、その経由地として、東南アジアのタイ・シンガポール・マレーシアのどれかにも就航することは濃厚です。

次にシドニーからアメリカ方面ですが、これは非常に距離が長いです。航続距離が十分にある旅客機になれば別ですが、おそらくいったんホノルルを経由することになるでしょう。よってホノルルは就航空港になる可能性が高いです。そうすると米国ではニューヨークとサンフランシスコかロサンゼルス、そしてホノルルの3箇所に就航するのではないでしょうか?

では私たちが住む極東・東アジアはどうなるのでしょうか?これも航続距離が深くかかわってきます。仮に航続距離が9000キロ程度だと仮定すると、お互いに端にあるアンカレッジやホノルルと、東京やソウルなどの直行便程度しか開設できません。しかし同距離が10000キロであれば西海岸のサンフランシスコやロサンゼルスに直行できますし、またアンカレッジやホノルルから上海や香港に直行することも可能になるでしょう。
またヨーロッパ方面から考えてみるとおそらくモスクワ経由を取るでしょうから(南廻りやアンカレッジ経由よりも必要となる航続距離は少ない)こちらの方面からは確定するわけには行きません。

ほかにも中東・南米とアフリカも1箇所は就航空港があるでしょう。このようなことから世界のハブ空港争いが繰り広げられているといえるのです。


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