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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

5410チバQ:2015/07/23(木) 00:05:32

米ホノルルや豪シドニーが候補地

ジン・エアーが計画している就航地は、ハネムーン客が好む代表的な旅行地である米ハワイ・ホノルルだ。これまではフルサービスのレガシー・キャリアのみが就航していたところだが、LCCが就航してもそれほど大きな負担を感じることはないという場所。同社にとってB777-200ERは393席規模の中大型機種であり、欧米などでは中距離の運行が可能な機種である。これを3機以上保有し、早ければ来年夏ごろからのホノルル就航を目指す。ほかにも、豪シドニーへも就航を検討中という。これらの就航地を取り揃え、短距離のみと考えられてきたLCCに、さらなる利用客を取り込もうという戦略だ。

この戦略は「飛行時間6時間以内の短距離運行だけでは、飽和状態に至ったLCC市場では、これ以上生き残ることが難しい」という認識があるため。今まで韓国のLCCが就航してきたのは、韓国から近い、日本や中国、東南アジアなどに限られてきた。

ジン・エアー関係者は「従来の短距離市場では国内外のLCCによる熾烈な競争が続いているため、新たな可能性を持つ長距離路線の開拓が迫られていた。他社よりも先んじた戦略的な決断が必要だと考え、長距離路線にいち早く名乗りを上げた」と説明する。

現在、韓国ではジン・エアー以外にも、済州(チェジュ)航空やエアー釜山、イースター航空、ティーウェイ航空など5社が、シェア争いを繰り広げている。また最近になって、アジア最大のLCCであるエア・アジア、日本の代表的なLCCであるピーチ・アビエーションなど、外国のLCCが韓国に進出。競争はより熾烈になっている。いずれも韓国市場を有望市場と見なしており、攻撃的な営業を仕掛けている。韓国LCCとしては、時間が過ぎれば過ぎるほど飽和状態になる短距離路線に固執せず、長距離路線を開拓する必要が高まっていた。

韓国LCC市場は成長を続けている。韓国国内線では、7月現在でLCCのシェアが5割を超えた。国際線でも1割を超えるシェアを占めるに至り、既存の航空会社を脅かしている。

だが、見方を変えると今後この市場が停滞しうる、という意味にもなる。実際、より詳細に見ると、話は変わってくる。韓国・国土交通省によれば、今年5月時点での韓国国内路線に占めるLCCのシェアは50.8%で、前年同月と比べ3%ほど高まったが、例年よりは勢いが鈍化している。

2010〜11年には6.8%、11〜12年には3.4%、12〜13年には4.5%、シェアが高まっていたためだ。国際線のシェアも11年5月から12年5月までは3.4%上昇したが、昨年5月から今年5月までは2.1%の成長にとどまった。国内・国際線ともに、勢いにかげりが見られてきたのだ。このため、ジン・エアーに続いて、長距離路線への就航を準備している会社も出てきた。


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