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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2736チバQ:2011/01/20(木) 23:18:13
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110118/biz11011807090040-n1.htm
【JAL再離陸 破綻から1年】
(上)体質変わるか “甘え”と決別、道半ば
2011.1.18 07:09 (1/4ページ)

 職場の雰囲気はピリピリと張り詰めていた。日本航空が東京地裁に会社更生法の適用を申請した昨年1月19日。所属していた予約センターで、上司から「問い合わせには丁寧に説明するように」と指示を受けた入社1年目の男性社員、佐藤亜蘭(あらん)さん(24)は緊張して席についた。だが、実際には苦情は1件もなく、「逆に『がんばって』と励まされ涙が出そうになった」。

 亜蘭という名前は、親が「外国人にも覚えやすいように」と付けてくれた。国際関係の仕事を目指すようになり、インターンシップで就業体験もして日航を選んだ。現在はマーケティング本部に配属され、マイレージ戦略という責任ある仕事を任されている。「早く中枢で活躍し、日航を誇れる企業に立て直したい」と前を向く。

 ≪「あこがれの職場」≫

「あこがれの職場だから」。昨年春入社の岩田優子さん(24)は、破綻した会社への就職を心配する両親を説得。「それだけ好きな会社ならがんばりなさい」と、背中を押してくれた。

 「これからの日航を担っていくのは私たち。同期とは『縦割りの垣根を取り除いていこう』と話し合い、電話やメールで情報を交換している」

 意欲を燃やす若手は多いが、リストラによる人員削減で現実の職場環境は厳しさを増している。

 「職場に50代がほとんどいない。給与もびっくりするほど低くなった」と、技術職の40代男性社員。妻も国際線の客室乗務員(CA)で、「ゆっくり話す時間も減った」と漏らす。

 一方で多くの社員が日航を去った。元地上職の久米英一郎さん(45)は昨年1月末に退職し参院議員秘書に転身。「サラリーマンとして折り返し地点を迎え、会社が公的管理に入ることを考えたとき、新たな世界に飛び込みたいという気持ちが強くなった」

 元国際線CAの西村由美さん(28)は破綻前に辞めた。「働いていて、(経営が)危ないなと感じた。結局、だめになったが、それでもCAにあこがれる女性は多い」と、CAを目指す人の就業を支援する会社を起こし、実践的な指導で、後進たちを育てている。

 日航の破綻は社員たちの生活や人生を大きく変えた。“親方日の丸”の甘え、政・官・業の癒着、不毛な労使対立…。日航をむしばんだ体質は、どこまで変わったのだろうか。

                   ◇

体質変わるか “甘え”と決別、道半ば

 昨年の大みそか。成田空港にある日本航空の格納庫では、夜になっても多くの作業員が機体整備に追われていた。整備しているのは「ジャンボ」の愛称で親しまれた「ボーイング747−400」。機体からはJALのマークが消え、真っ白だ。

 「まもなく海外に売却される」。整備担当者は、寂しげに機体を見上げた。リストラの対象は、今年度中にグループで1万6千人を削減する社員だけではない。効率のよい中小型機への転換を急ぎ、ジャンボ36機も、今年度末までにすべて退役させる。

 「でも日航の整備は世界的にも高いレベルにあるので、高く売れたようだ。経営再建に貢献してくれている」。担当者は、別れを惜しむようにつぶやいた。

 ≪客室乗務員も案内≫

 現場では徹底した収益改善の取り組みが進んでいる。搭乗口での案内は従来、地上係員だけで行ってきたが、今は客室乗務員も参加している。搭乗案内の要員配置を少なくすることだけで、年2億円強のコスト圧縮につながるという。

 「不慣れなことも多いが地上係員とコミュニケーションをとりながらサービスに努めている」と、客室乗務員の仲川知明(ちあき)さん(27)。


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