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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

7374OS5:2023/03/13(月) 12:39:19
地上での足か・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d9d828896cd511ee2387ba0ad8517e410c0cb86
JAL機の福岡空港「門限破り」 時間過ぎたら“北九州着陸”は賢明な判断か? バス・タクシー緊急確保の高すぎる壁とは
3/13(月) 11:51配信


Merkmal
「門限破り」はめったに起きない
飛行機(画像:写真AC)

 2月19日、22時以降は着陸が認められない福岡空港の「門限」によって、JAL331便が空港側から着陸を認められず、羽田空港に戻ったことが、インターネット上で大きな話題を呼んだ。


 そして3月12日、朝日新聞がJALが今後、「門限」を過ぎたら北九州空港(24時間離着陸可能)に降りられるよう対応を改める方向で検討していると報道し、再び耳目を集めた。

 ただ、筆者(戸崎肇、経済学者)は思う。そもそも「門限破り」はそうめったに起きることではない。今回の原因は関係者間のコミュニケーション不足であり、福岡空港で突然の事故が起こり滑走路が閉鎖された――といったような不可避のトラブルではない。

常時想定化のデメリット
北九州空港(画像:写真AC)

 さらに、天候不良によるダイバート(目的地変更)なら、天気予報を活用し余裕を持って、事前にホテルを手配するなどの対応ができる。今回のような

「緊急着陸を常時想定したような体制」

をわざわざ構築するのは、航空会社にとって経営的に「無駄」なコストとなる危険性を孕んでいる。

 例えば、航空機を突然迎え入れることになった場合、旅客の世話だけでなく、当該機体の夜間整備を行わなければならない。よって、そのための体制(人員だけでなく、部品の取り置き)も考えなければならない。

 非常時の取り扱いについて、ホテルとも契約する必要がある。もちろん、そのための労力もばかにならない。

移動手段を緊急確保できるのか
北九州空港の位置(画像:(C)Google)

 すでに指摘されているように、北九州空港周辺に大きなホテルはひとつしかなく、十分な客室を確保できるかどうか難しい。少し離れたところにはいくつかあるが、後述のように移動手段の問題がある。

 また、宿泊が求められるのは旅客だけではない。操縦士や客室乗務員も同様である。

 もし宿泊環境が劣悪だった場合、安全性の確保の観点から常に快適な労働環境を求める操縦士からクレームがつくことも想定しなければならない。

 北九州市内まで行けばホテルもあるが、この場合も

「バス、タクシーなどの移動手段が緊急に確保できるかどうか」

が問題となる。

バスドライバーは万年不足という現実
小倉駅周辺の様子(画像:写真AC)

 バスなら、車両だけでなくドライバーの確保も一苦労だ。なぜなら、バス会社はそもそも平時ですらドライバー不足に悩んでいるからだ。タクシーにおいても、北九州空港の需要はさほど多くないため、待機の車両数も限られている。

 北九州空港のような、市内から離れている場所に多くの台数を緊急に振り向けることは難しい。ましてや週末ともなると、夜間の時間帯、北九州市内の繁華街での需要と競合することになり、雨でも降っていれば配車はさらに時間がかかる。

 操縦士や客室乗務員は、そのまま当該航空機で勤務できるかどうかも労働契約上の問題となる。場合によっては代わりのクルーを手配しなければならない。

 その場合、福岡からなら何とかなるだろうが、待機要員は他の大空港に比べて少ない。東京や大阪からの場合、北九州に乗り入れている自社便の数が少ないため、手配の時間がかかる。

 そうなれば、翌日の複数便の運航スケジュールに遅れが出るなどの影響が考えられるのだ。


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