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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2282チバQ:2010/09/05(日) 01:51:58
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/feature/chiba1211810283655_02/news/20080528-OYT8T00835.htm
見えぬ脅威に緊張
感染症・テロ重要課題


新型インフルエンザ侵入防止訓練で、機内から患者を降ろす検疫官ら(成田空港で、2007年11月16日) 「高熱に苦しむ人がいればすぐ隔離を」。体温測定装置を手に、防護服を着た厚生労働省の検疫官らが、到着直後の旅客機に乗り込む。「どうも熱っぽくて」と体調不良を申し出た乗客が、直ちに機外に降ろされ、専用病棟を持つ感染症指定病院へと救急車で運ばれていく。

 昨年11月、成田空港で実施された新型インフルエンザ侵入防止訓練。世界41の国・地域とつながり、年間3500万人が通過する成田から侵入する可能性は高い。水際での侵入阻止が空港の重要課題となっている。

 国の阻止対策によると、海外の主要都市で新型インフルエンザが発生した場合の手はずはこうだ。まず、その都市の滞在日本人のうち希望者を政府専用機などで帰国させる。さらに成田、中部、関西、福岡の4空港周辺のホテルに10日間泊まらせ、感染の有無を確認する――。

 ホテル側の協力が不可欠なため、成田空港検疫所はいざという時に備え、昨年末からホテルを歩いて回っている。検疫所から協力を求められたあるホテルは、「国際空港のそばで商売をしている以上、対処する責任がある」と理解を示すが、別のホテルの担当者は「もし受け入れたら、10日間は一般客を泊まらせられないし、従業員の身も心配」と複雑な心境を明かした。

 不安なのは病院や周辺住民も同じで、新型インフルエンザへの対処は国際空港を抱える地域の共通課題にもなっている。

 鳥インフルエンザへの警戒も怠れない。

 鳥と衝突する「バードストライク」が起きた航空機が成田に到着すると、航空会社の整備士が死骸(しがい)を取り除き、機体に付着した血のりをふき取る。以前は単純な除去作業とみなされていたが、5年くらい前からどの航空会社も、作業にあたる整備士に、使い捨ての紙製作業服に防護マスク、ゴーグル、手術用の手袋など完全防備をさせるようになった。血のりなどから鳥インフルエンザウイルスに感染するのを防ぐためだ。

 2001年9月の米同時テロ以降、警戒も厳重さを増している。

 成田での主たる警戒対象と言えば、かつては過激派による妨害・破壊活動だったが、時は流れ、いまやそれはテロという名の大規模で複雑巧妙な殺人・破壊工作へと変わった。

 さらに06年8月の英・航空機爆破テロ未遂を受け、昨年3月以降、全国際線で液体物の機内持ち込みを制限するようになった。

 成田国際空港会社によると、乗客1人あたりのハイジャック検査時間は15〜20秒。10年前と比べて2倍近い。これに細菌など、目に見えない脅威が重なる。

 空港の危機管理部門の緊張感は、かつて無いほどに高まっている。

◆新型インフルエンザ◆

 鳥など動物のインフルエンザウイルスが変異し、人間へ感染しやすくなったもの。爆発的流行が懸念され、厚生労働省は医師や警察官ら社会機能を維持する職種を対象に、「新型」に変わる可能性のある強毒性の鳥インフルエンザ(H5N1型)のウイルスワクチンの事前接種を検討している。

(2008年5月29日 読売新聞)


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