したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1460 ◆ESPAyRnbN2:2010/01/22(金) 19:31:53
zakzakだけど、財務省側から国交省の航空行政を牽制する記事が多く見える中で、財務省の責任を
追及している珍しい内容。
だが、政投銀を指導してきた財務省の責任を追及するなら、その官庁を管掌する内閣の責任もあるだろうに。
タスクフォースが調査するまで、純資産に数倍する債務超過だとは誰も立証しようとはしなかった。
前原の発言がタスクフォース調査前と後で、変化するのも当然だ。

http://www.zakzak.co.jp/economy/company/news/20100122/cmp1001221603000-n1.htm
【激震2010 民主党政権下の日本】JAL問題で暗躍した政投銀と財務省の責任
経営悪化見過ごし国民負担強いる
2010.01.22

 日本航空(JAL)について、筆者が懸念を抱き始めたのは、2006年ごろだ。06年6月30日、JALは
2000億円の公募増資を発表したが、その2日前の28日の株主総会でほとんど説明がなされかった。
この事件は証券取引等監視委員会も注目したものだ。

 その当時、小泉政権の末期で、筆者は次期政権の政策作りの手伝いをしていたが、オープンスカイ政策も
その中で重要な柱であったので、この話は気になった。そこで調べると、日本政策投資銀行の関係者の
リポートで航空機購入のリベートを機体購入価格から控除していないと指摘していたものがあった。

 当時、05年郵政選挙の後、小泉純一郎首相から政策金融改革を急ぐように指示があり、同年末に改革の
方向を政府与党で決め、06年通常国会に改革法案を出し、5月26日に法案が成立した。その中で政投銀
の完全民営化も決まったが、当時から政投銀を天下り先としていた財務省は反対であった。JALへの
貸し付けが大きかった政投銀は、JAL救済を名目として国営の政策金融機関としてカムバックするという
話があった。先ほどのリポートも政投銀がJALをよく分析していたことの証しだ。政投銀とJALは切っても
切れない関係だ。旧運輸省からの天下り役人は、JALにも政投銀にもおり、両社の橋渡しは容易だったに
違いない。またJALのメーンバンクは政投銀というのも常識だ。

 政投銀の完全民営化については、財務省の巧みな政界工作によって、政権交代前の民主党からの同意も
とりつけ、昨年6月26日に成立した「株式会社日本政策投資銀行法の一部を改正する法律」によって完璧
(かんぺき)に遠のいた。JAL救済とともに、国営銀行の復活といえる。

 もっとも、これまでJALに貸し込んできた「貸し手責任」はどのようになるのか。昨年11月に公表された
有価証券報告書では、JALは関連会社を含め純資産1593億円だが、実際には債務超過4000億円に
なっている。タスクフォース調査でその事実を知っていたにもかかわらず公表しなかった前原誠司国交相や
この有価証券報告書の監査人は粉飾決算の謗(そし)りを免れないが、それ以前からJALの経営状態を
事実上メーンバンクとして把握しながら、追い貸しを続けてきた政投銀やそれを指導してきた財務省にも
大きな責任があるだろう。

 政投銀の損失は最大1500億円で、これは既に国民負担だ。さらに再建がうまくいかないとJALへ出資
する3000億円も今後国民負担になりかねない。

(政策工房会長 元内閣参事官・高橋洋一)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板