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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1895チバQ:2010/04/17(土) 17:32:19
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000001004170002
3000メートル滑走路 活用ゼロ
2010年04月17日

■岡山空港に暗雲


 300億円超をかけてつくったのに、年間活用実績なし――。岡山空港にある3千メートル滑走路を生かした長距離海外便が、2009年度は1便もなかったことがわかった。15日に開かれた県議会総務委員会で県が明らかにした。01年の開設時には「中四国の中核国際空港」の構想を高々と掲げた大プロジェクトだったが、現実は厳しく、投じた経費の回収にはほど遠い状況だ。


 岡山空港の3千メートル滑走路は01年10月、2500メートル滑走路を500メートル延長してできた。県は総事業費343億円のうち329億円を負担。それまでのアジアを中心とする8千キロ圏から、北米や西欧など1万キロ圏への飛行が可能になった。完成式典で石井正弘知事は「中核的な国際空港としての地位を確立した」と誇った。


 だが、世界的な景気悪化も影響し、目標とした欧米などとの定期路線就航のめどは立たないまま8年以上が過ぎた。イタリアやニュージーランドなどと結ぶ長距離のチャーター便も、旅客便と貨物便を合わせて約50便の実績にとどまる。02年から毎年秋に続いていたフランス産ワイン「ボージョレ・ヌーボー」の専用便による輸入も、09年はとうとうなくなった。景気低迷で需要が減り、専用便の必要性が薄れたことなどが原因という。


 県航空企画推進課は「まずはチャーター便の利用が少しでも増えるように地道な努力を重ねたい」としている。(柏崎歓)



■鹿児島便は撤退対象


 岡山空港を発着する鹿児島便の2009年度の搭乗率が47・2%と、過去10年で初めて50%を割り込んだことがわかった。鹿児島便は日本航空のグループ会社、日本エアコミューターが運航しているが、日航が会社更生手続きに入ったことで存続が危ぶまれているうえ、採算がとれる目安とされる搭乗率60%を大きく割り込んだことで、存続のハードルは一層高くなった。


 県によると、鹿児島便は1998年度の搭乗率は67%だったが、長期不況によるビジネス利用の低迷などで微減傾向が続き、06年度からは3年連続で60%を下回っていた。


 日航は今年10月以降に、国内線約30路線の撤退をすることを検討している。岡山―鹿児島便は搭乗率の低迷に加え、来年3月に予定される山陽新幹線と九州新幹線の直通運転の影響も指摘されており、日航は撤退対象にしている。


 県が15日に発表した09年度の岡山空港の利用実績では、東京便や沖縄便の国内線の利用者数が軒並み前年度を割り込む一方、ソウル便や上海便などの国際線は前年度より増えた。県航空企画推進課は「好調の海外便の周知も含め、地道に利用者増の努力を続けるしかない」としている。


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