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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2845チバQ:2011/03/06(日) 14:23:26
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/K20110306301.htm
石川から集客へ 富山−大連便
 中国南方航空は今月27日から、富山―大連便を北京まで延伸し、週3便から毎日運行に拡充する。富山県は大連・北京便に絞った利用PRを石川や福井、長野でも展開する。機材の大型化もあって席数は3倍に増えるだけに、広域集客の成否が路線維持のカギを握る。(松田純)
 「小松とは競合しない路線であり、石川県庁にも仁義を切って理解を得たい」。富山県総合交通政策室の担当者は、金沢でのポートセールスについて、こう説明する。

 富山―大連便の北京延伸、毎日運行に対し、富山県は「画期的。北陸にとって大きなチャンス」と鼻息が荒い。富山―北京の所要時間は往路が5時間10分、復路が4時間40分。大連で入国審査などを済ますことができ、関西空港や成田空港を経由するより「2時間から3時間早くなる」(同室)という。

 富山空港のセールスで、富山県はこれまで岐阜県の飛騨や新潟県の上越には手を伸ばしてきたが、石川では自重してきた。現在でも大連便は競合しないが、上海便で小松と競合することもあり、「互いに相手の県には踏み込まない暗黙のルールがあった」(担当者)からだ。

 だが、席数がほぼ3倍に膨らむとなれば、そうも言っていられない。

 幸い、上海便では、富山、小松の連携が進んでいる。昨年11月から富山便と小松便の航空券を共通化。木・日曜だった富山便の運航日を火・土曜に変更することで、週4便の小松便との重複を避け、両県で「週6便」の体制が実現した。富山側とすれば、これをテコに、大連便で石川側の協力を仰ぎたいところだ。

 大連路線の拡充は、中国でビジネスを手掛ける地元企業にとってメリットが大きい。

 北京を中心に生産拠点を持つ助野靴下(高岡市)は「大連からの乗り換えが不要になったのは大きい。距離がぐっと縮まり、業務の効率性も高まる」(総務部)とする。

 石川でも同様だ。大連と日本企業のビジネス交流の橋渡し役も務めるアルプグループ(金沢市)の古賀克己会長は「富山―大連便が毎日運行になれば国内出張のように大連に行ける。スケジュールも組みやすくなる」と評価。5月に大連市で「8番らーめん」を出店する予定のハチバン(金沢市)は「短期の出張も可能になる」と歓迎している。

 路線維持に向け、富山県がもう一つ重視しているのは中国側、特に北京からの誘客だ。5月に、北京と大連で初めて開く観光説明会では、石井輶一知事自ら参加し、現地の旅行会社に富山の名所や食の魅力をアピールする方針だ。

 中国からの誘客ではこれまで直行便のある上海に力を入れてきた。大連はもともと北陸の企業の進出が多く、ビジネス客で底堅い需要があったことから、観光客向けの取り組みは遅れていた。

 実際、中国から北陸を訪れる観光客はまだ少ない。昨年、立山黒部アルペンルートを訪れた中国人観光客は過去最高の1千人に達したが、6万2200人の台湾には大きく引き離されている。

 ただ、経済成長や個人向け観光ビザの発給用件緩和もあり、中国人観光客への期待が高まっているのは確かだ。富山県も「中国の伸びしろは大きいだろう」(観光課)とみている。

 逆に、日本からの旅行客にとっても、万里の長城や故宮、天安門広場など観光名所が多い北京は魅力だ。北陸新幹線が金沢まで開通すれば、「中国の首都」への直行便の集客範囲はさらに広がる可能性があり、富山空港の生き残りの重要なカードになりそうだ。


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