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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1372チバQ:2010/01/12(火) 22:48:23
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/100107/ibr1001070226002-n1.htm
【離陸霧の中・茨城空港】(3)見えぬ国内線就航 航空各社は路線調整段階
2010.1.7 02:25
 茨城空港に国内線の定期便が就航する見込みは、どの程度あるのか。航空各社の担当者は「非常に難しい」と一様に口をそろえる。その背景には、航空各社が進めている不採算路線の縮小や茨城空港の地理的な条件が大きく影響している。

 航空各社は平成12年ごろから地方路線のうち不採算路線の廃止に着手し始めた。平成15年、イラク戦争などの影響で、日本人の海外旅行者数が前年比約320万人減の1330万人と大幅に落ち込むなど、「危機的な状況」(航空会社関係者)に陥った。

 さらに、20、21年は原油価格高騰と不景気が追い打ちをかけ、不採算路線の廃止の速度が加速したという。

 航空会社関係者は「(経営悪化により)黒字路線で赤字路線を支えることができなくなったことが一因。路線の調整局面に入っている」と現状を説明。「景気が良くならないことには新規路線開拓には踏み出せない」との本音も漏れる。

                   ◇

 地理的な条件も影響している。現在、国内線は首都圏の一極集中。羽田空港に集約されている。羽田に路線を開けば、乗り継いで北海道から沖縄まで行くことが可能となる。そのため、大半の地方空港では、羽田との定期便が就航しているほか、東京と新幹線で結ばれている宮城県の仙台空港は、大阪の伊丹空港との路線がある。

 だが、航空各社では「茨城は羽田のエリア内」という見方が大半を占め、国内線の就航には及び腰。ある担当者は「国内の空港でネットワークをつくるのが航空会社の仕事。だが、茨城の場合は羽田、成田と近すぎるため、新たに飛ばすことは難しい」と説明する。国内線を就航させるためには「羽田と近いことが大きな問題で、解決すべき課題では」と話す。

 橋本昌知事もそうした点を考慮しており、「JAL(日本航空)、ANA(全日空)は難しいにしても、そのほかの航空会社に対して、茨城空港を活用する発想を持てないかどうか、いろいろな働きかけをしている」として、新規航空会社を対象に交渉を継続。国内線就航への道を模索している。

                   ◇

 国内線を誘致する上で、航空各社が「大きなきっかけになる」とみているのが、搭乗率保証制度だ。同制度には、航空会社に赤字が出たら地元が補填(ほてん)し、利益が出れば地元に還元するという制度や航空会社の赤字分を地元が補填するという制度などがある。

 同制度が適用されると、航空会社にとって赤字のリスクを抑えられるほか、地元と航空会社の協力体制が密になり、空港運営の上でメリットも多いという。

 その一方、航空会社の赤字を県費で負担するかたちになると、地元住民の反発も予想されるため、十分な理解を得る必要がある。

 また、赤字が数年続いた場合、当初合意した内容だとしても、「(地元自治体が航空会社に)毎年3億、4億円を払うというのは、社会的にどうかということもある」と話す航空会社関係者もいる。「エアラインの考え方として、赤字が補填されればいいというのは、本来の事業の趣旨とは違う」という。


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