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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

3233チバQ:2011/10/28(金) 21:42:50
http://www.sakigake.jp/p/special/11/tsubasahaima/article_05.jsp
海外への翼は今 ソウル便就航から10年
[度重なる存続危機]
路線安定、今後も課題
 秋田―ソウル便はこれまで何度か、存続の危機に直面している。

 就航3年目の2003年、月別搭乗率が20%台に低迷。海外で流行した新型肺炎(SARS)が影響した。大韓航空は運休を検討。寺田典城知事(当時)が同社幹部に搭乗率アップを約束し、運休は辛うじて回避された。

 県はその年、専従職員10人でつくる秋田・韓国交流促進チームを発足させた。06年に解散するまでチームリーダーだった県庁OBの竹村寧さん(62)=県建築住宅センター常務理事=は、韓国の旅行会社に何度も足を運んだ。

 「秋田は日本のどこにあるの?」。行く先々で認知度の低さを思い知らされた。温泉やスキー場など県内の観光資源を説明し、韓国人観光客の県内旅行を働き掛けた。

 県内ではパスポート取得助成、韓国で交流する団体への助成などを展開した。竹村さんは「『補助金漬けだ』と批判されたが、搭乗の動機付けになったのは間違いない」と言う。

 チーム解散後の07年には、日韓を結ぶ路線の便数制限などをなくす「航空自由化」に伴い、大韓航空が不採算路線の見直しに動き、運休の可能性が浮上。今春は東日本大震災による福島第1原発事故の影響で1カ月運休した。

 県は存続の危機が訪れると県費を投入。利用促進を呼び掛け、搭乗率のかさ上げを図り、危機を乗り切る―という構図が続いている。就航以来、大韓航空に対して秋田空港の着陸料を大幅減免するなど手厚い支援策も講じてきた。


修学旅行でソウルに向かう本荘高の生徒=10月20日、秋田空港 昨年の搭乗率は中学、高校生の修学旅行客が増えたこともあり、初めて70%を突破。経済のグローバル化、東アジアの成長が著しい中、ソウル便の存在は若者が海外文化に触れる体験の手助けにもなっている。ソウル便を使った修学旅行は本年度、県内29校2170人と過去最多となる見通しだ。

 原発事故後、韓国人客が回復する見込みが立たないとはいえ、足腰の強い路線にすることは今後も課題だ。「国際交流、貿易拡大を通じて、秋田を活性化させるためにソウル便は役立つ」と竹村さん。ソウル便のメリットを生かした交流を進めれば、路線の安定も付いてくると考えている。

<終わり>

メモ
 航空路線の採算目安は搭乗率60〜70%といわれる。ソウル便の搭乗率が70%を上回ったのは「アイリス効果」があった2010年だけ。03〜05年は50%前後。06〜09年は50〜60%台で推移した。
(2011/10/28 付)


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