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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2283チバQ:2010/09/05(日) 01:53:13
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/feature/chiba1211810283655_02/news/20080531-OYT8T00022.htm
手続きスイスイ
IT、機能マヒの危険


自動チェックイン利用客を案内する航空会社員(右) 旅行客でにぎわう成田空港出発ロビー。航空各社のカウンター前にあるコンピューター端末に、予約したチケット番号や便名を打ち込み、読み取り装置にパスポートを差し込む。受け付け完了サインが表示され、搭乗券が出てくる。

 2003年から成田で導入が進む、自動チェックインだ。携帯電話から予約データを端末に入力する方法もある。

 4枚つづりの航空券をカウンターの担当者に渡し、搭乗券をもらう−−という光景は、今の成田ではほとんど見られない。

 預ける荷物もカウンターで渡すだけ。以前のようにエックス線透視装置にかけ、不審物のチェックを受ける手間はなくなった。荷物はベルトコンベヤーで航空機へ運ばれ、爆発物があれば、途中で自動検知する。「インライン・スクリーニング」と呼ばれる新システム。検査が終わるまで待たされる煩わしさはなくなり、「最短10秒」と航空会社がうたう自動チェックインとあわせ、搭乗手続きにかかる時間も短縮された。

 IT化の波は出入国審査にも押し寄せる。法務省入国管理局は昨年11月、全国の空港に先駆け、成田に指紋を利用した出入国システムを導入した。左右の人さし指と旅券を自動ゲートにかざすと、審査が終了する仕組み。事前に指紋を登録しておけば、出発ラッシュ時でも混雑を横目にスイスイと審査を通過できる。東京入管成田空港支局によると、4月までに、ビジネスマンを中心に既に約2万5000人が登録した。

 成田を利用する年間の旅行客数は、いまや開港時の約5倍の3500万人超に膨らんでいる。IT化は、客には手間と時間の節約、空港にはデータの入力と管理の簡便化、人員削減をもたらした。

 危機管理上の利点も多い。米国便など一部路線の搭乗者の旅券情報は、手続きを終えた時点で、テロ防止や犯罪者の逃亡を防ぐため、到着国の入国管理を担当する部署と共有される。

 ただ、過信は危険だ。

 第1旅客ターミナル南ウイングでは、06年6月、搭乗手続きシステムがすべてダウンし、航空10社のカウンター機能が1時間半にわたってマヒした。

 機械に慣れていない客への対応も、課題の一つ。自動チェックイン端末の前で、ある男性(77)は「難しそうだから自分一人ではやりたくない。いつも航空会社の人に手伝ってもらっちゃう」と苦笑していた。

 便利さの反面、薄れていく旅情を惜しむ声も。「昔はカウンター越しに、『初めての海外なんです』『困り事は何でも言ってくださいね。お気をつけて』なんて会話があったものですが、ずいぶん減りました」。全日空のカウンターに立つ相原聖子さん(37)の感想だ。

(2008年5月31日 読売新聞)


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