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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2613チバQ:2010/11/29(月) 12:08:16
http://www.asahi.com/airtravel/column/kakuyasu/TKY201011290108.html
集客力で航空業界に大競争時代 LCCの歴史
2010年11月29日10時45分

 格安航空会社(LCC)は世界の航空業界の構造変化を起こしたといわれる。それほどの集客力を備えている。

 LCCが誕生したのは1970年代のアメリカである。サウスウエスト航空という航空会社だった。そこにいまのLCCの原型がある。

 その後、さまざまなLCCが誕生するが、既存航空会社の圧力や事故などで鳴かず飛ばずの年月が流れる。

 LCCがその存在感を一気に高めてくるのは、1990年代の欧米である。それを可能にしたのは、インターネットの発達だった。

 LCCは経費を節減するために、店舗をもたない戦略をとっているところが多い。マージンが必要な旅行会社との関係も薄い。そのなかで、パソコンがオフィスや家庭に普及しはじめる。インターネットを通じて、個人が直接、航空券を買うことができる環境ができあがっていく。その風にLCCは乗ったわけだ。その波は2000年代に入り、日本を除くアジアに普及していった。

 運賃がバス並みに安く、便数も多い――。当然、利用者はLCCに流れていく。それは高コスト体質に陥ってしまった既存の航空会社にとって脅威である。既存の航空会社は、さまざまな対抗策を打ちはじめる。

 運賃の値下げがそのひとつだ。全路線とはいかないが、スポットでLCC並み運賃を打ち出していく。既存の航空会社のなかには、体質をLCC化していくところも出てきた。アイルランドのエアリンガス、ウクライナインターナショナルなどは、国を代表する航空会社でありながら、予約や運航、運賃体系はLCCのそれである。

 全日空が発表したように、子会社のLCCを設立するところも多い。しかしサベナ・ベルギー航空やヴァリグ・ブラジル航空のように、自らつくったLCC子会社に親会社が吸収されてしまう事態も起きてきている。

 LCCの集客力はそれほどまでに強いのだ。

 LCC同士の競争も熾烈になっている。スナックを出したり、座席の間隔を広くしたりしたところもある。

 世界の航空業界は、LCCが火をつけた大競争時代に入っている。


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