したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

248千葉9区:2009/01/28(水) 23:26:49
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_k/ckei090127_1.htm?from=nwlb
中部空港 相次ぐ路線減 新規開設 追いつかず
「負のスパイラル」懸念も


エミレーツ航空の中部―ドバイ便は3月末で終了する
 世界同時不況で航空需要が減少し、中部国際空港発着の路線廃止が相次いでいる。アラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ航空のドバイ便が3月末で撤退するほか、全日本空輸も中国2路線の廃止を検討している。中部国際空港会社は2009年3月期決算で連結経常赤字に転落する見通しで、業績回復と2本目滑走路建設に向けた道のりは一層険しいものになりそうだ。

(野矢充)

 中部空港の路線廃止は08年秋以降に、目立っている。10月に米ユナイテッド航空がサンフランシスコ便を運休し、北米路線は米ノースウエスト航空のデトロイト便だけになった。そのデトロイト便も2月からは、週7便から5便に減らされる。また、12月には、豪州のジェットスター航空がケアンズ便を運休し、豪州への直行便はなくなった。国内航空会社では、全日空が中国・天津線と広州線の2路線の運休を検討している。世界同時不況で世界的な観光需要の落ち込みとビジネス客が減少するなどしたためだ。


 国際線の旅客便数は、ピークの07年夏には週354便だった。だが、08年10月末には316便と11%も減った。

 これに対し、国際線の新規路線開設は、旅客便では08年8月に運航を始めたベトナム航空のハノイ便が最後だ。貨物便でも08年5月に就航したUPSが最後となっている。国内航空会社では、日本貨物航空(NCA)が3月末に欧州便の運航を始めるが、NCAとしては1年ぶりの中部空港への「復帰」扱いだ。

 中部空港の国内線と国際線を合わせた航空旅客数は、統計値が出ている08年11月まで9か月連続で前年実績を下回っている。為替相場が1ドル=90円を上回る円高で推移しており、海外旅行の追い風になるはずだが、不況の影響でビジネス客が海外出張を控えるなど旅客需要は減退している。

 中部空港会社は、「中部地域には潜在的な航空需要がある」と地道に営業を続け、コスト削減を徹底して10年3月期の黒字化を目指す。しかし、毎日運航で利用者にとってはスケジュールを組みやすいサンフランシスコ便やケアンズ便、ドバイ便など一定の人気があった路線の廃止は、空港会社にとって大きな打撃だ。

 就航都市数は、ほぼ3年間、30前後で推移している。だが、各社が一層の路線見直しに動けば、05年2月の開港時の水準である25都市程度まで減り、使い勝手の悪さが航空需要を冷え込ませ、これがさらなる減便を招くという「負のスパイラル」に、空港会社が陥る懸念も現実味を帯びてくる。



(2009年1月27日 読売新聞)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板