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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1892チバQ:2010/04/16(金) 22:14:34
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000001004160003
成田空港 航空機「時間厳守」現場競う
2010年04月16日


Jupiterのモニターに作業終了を入力する機内清掃担当者=成田空港

 航空機が予定時刻に到着できる割合「定時到着率」(2009年)で、日本航空が世界一に輝いた。定時到着のためには定時に出発することが重要で、成田空港では、2008年度から導入した新システムが定時に出発する力を向上させたという。わずかな差で2位につけた全日空も、1分単位で遅延をなくすよう全力をあげている。両社の成田での取り組みを紹介する。(高橋友佳理)


 到着した飛行機に接続された搭乗橋に、テレビ画面ほどのモニターがあった。機内清掃を終えた担当の椙山孝三さん(54)が、画面の「機内清掃」の表示の脇にある「終了」のボタンを押すと、終了予定時刻の隣に、実際に終わった時刻が表示された。


 08年4月、日航は成田空港で「Jupiter(ジュピター)」と呼ばれる工程管理のシステムを導入した。


 導入前は、各部署が作業の終了を、無線でそれぞれコントロールセンターに伝えていた。回線が殺到し、待つことが多かったという。


 新システムでは、搭乗橋に取り付けたモニターにさまざまな作業の終了予定時刻が表示されている。客室乗務員や清掃スタッフらが、清掃や機内食搭載などの作業終了時に「終了」ボタンを押す。携帯用端末でも入力できる。これで無線連絡の時間が省けた。


 システムにはデータが蓄積されるため、専門の部署で分析して問題点を洗い出し、毎月開く担当者会議で議論。改善の工夫を考え、2009年7月からは、特定の便で試しはじめた。同システムは羽田と那覇両空港でも導入しており、日航の国際線の定時出発率は、導入前の88・9%(2007年度)から92・8%(2008年度)に約4%伸びた。


 一方、小差で2位につける全日空も、あの手この手で遅延対策に取り組んでいる。予定より1分でも遅れた便があった場合、各部署で原因を洗い出し、大幅な遅延は翌朝の全体会議で対策を考える。上空に流れる強い偏西風のジェット気流が蛇行する季節の変わり目には、飛ぶ方向によって飛行時間が変わるため、ダイヤを調節する。同じ時間帯に出発、到着する機体は、駐機場を離し、待ち時間を短縮する。全日空成田空港支店によると、国際線では過去5年間で5%ほど定時出発率が上がったという。


 15日、東京の日航本社で開かれた表彰式で、日航の大西賢社長は「この名誉を胸にチャレンジングな早期の再生に立ち向かっていきたい」と感慨深げに話した。


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