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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

5745チバQ:2016/03/28(月) 20:34:04
http://www.sankei.com/region/news/160328/rgn1603280032-n1.html
2016.3.28 07:00

国交省、福岡空港を「混雑空港」に指定

 国土交通省は27日、発着回数が急増しているとして、福岡空港を航空法に基づき「混雑空港」に指定した。羽田や関西に次ぐ5カ所目で、新規就航の制限などで発着回数を抑制する。ただ、慢性化した過密ダイヤの解消には、ハード整備と近隣空港との棲み分けが欠かせない。

 福岡空港には平成24年以降、国内外の格安航空会社(LCC)が相次いで、就航するようになった。アクセスの良さと、人口増加が続く福岡都市圏という大市場を見込んだ動きだ。

 羽田の滑走路増設によって、福岡-東京(羽田)の便数も増えた。

 この結果、福岡空港の過密化は一層、深刻となった。国土交通省によると、福岡空港が円滑に運用できる発着回数(ヘリコプターを含む)は14万5千回程度とされる。定刻通りに離着陸できるのは1時間当たり35回が限界だという。

 ところが、25、26年度の発着回数は年17万回を上回った。特に午前中や夕方の過密化が進み、遅滞が頻発している。

 「このままでは空港の評価が下がりかねない」(同省幹部)として、国は混雑空港指定を決めた。

 指定により、既存の便に影響はないが、過密時間帯の新規就航はできなくなる。その他の時間帯でも、新規就航は届け出制から許認可制となり、ハードルが上がった。

 それでもLCC側の福岡空港への就航希望は絶えない。低運賃のLCCの経営は、一度に多くの乗客を、いかに効率的に運ぶかが重要であり、旅客数の多い路線への就航が、生命線を握るからだ。

 同省大阪航空局幹部は「就航希望のLCCの担当者に、『福岡は10年待つ以外にないんです。待てますか?』と回答している。さすがに『10年ですか…』と苦笑いしていた」と打ち明けた。

 この先10年の間に、福岡空港では駐機スポットと滑走路を結ぶ誘導路を拡幅し、二重化する。36年度末までに、2500メートルの滑走路の増設も決まった。

 この結果、円滑な離着陸が可能な回数は年間21万1千回まで増える。国交省は航空機の性能やパイロットのスキルアップもあって、1時間あたりの発着回数は現状の35回から45回に引き上げられると分析する。

 とはいえ、こうした施策には長い時間がかかる。それまで、希望があっても就航できず、航空会社にとっても、福岡空港や地元経済界にとっても「機会ロス」が生じる。

 そこで、近隣の佐賀空港や北九州空港などは、福岡空港の受け皿として、新規就航の誘致を本格化させている。

 近隣空港がうまく棲み分けることで、機会ロスを最小限に抑えるだけでなく、新規就航の効果を九州北部全体に広げられる。(九州総局 村上智博)


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