したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

3210チバQ:2011/10/18(火) 20:50:30
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20111017-OYT8T01441.htm
青森空港 赤字6億円


機体小型化で着陸料大幅減昨年度


5月末で青森空港から姿を消した日本航空のエアバス機(290人乗り)。同空港を発着する機体はすべて定員200人以下の小型機となった  県営青森空港が2010年度の収支で約6億円の赤字となることがわかった。経営再建中の日本航空が機体の小型化を進めたことによる着陸料減少など経営面で明るい兆しは乏しく、赤字の深刻化を懸念する県は11月、空港の効率的な運営を模索する検討委員会を設置する。

 県は青森空港の各年度の収支を明らかにしてこなかった。しかし、14日の県議会決算特別委員会で大沢健治・県土整備部長は「経営改善に向けて、計画的に経営効率化を進める」と厳しい表情で語った。

 県側が示した同空港の10年度収支見込みは、支出が除雪費や施設の維持管理費などで計約14億8000万円。一方、収入は国庫補助や着陸料などの空港使用料4億3000万円などを合わせても約9億円止まりで、大幅な赤字となる見通し。

 県は昨年度、約5億円超の使用料収入を見込んでいたが、日航が全国の各空港で機材小型化を進めたことで、機体の重量に応じて決まる着陸料が約8000万円少なくなった。

 同空港発着の日航便は昨年度下期(10月末〜)から東京、大阪、札幌発着の全24便が順次小型化され、名古屋便は休止。今年6月からは全便が小型機となり、今年度の着陸料はさらに減ることが予想される。

 同じく日航便の小型機化が進んだ近隣県の担当者も一様に今年度、着陸料が大幅に減ることを不安視。計18便が対象となった秋田県建設交通政策課の担当者も「機材が中型に戻らない限り、しばらくは厳しい状況が続く」と予測する。

 ■濃霧に弱く、欠航増

 不安材料はそれだけにとどまらない。濃霧対策の計器着陸装置「カテゴリー3」に多くの小型機が対応しておらず、今年度に入り欠航が続出しているためだ。

 濃霧欠航は10年度に2便だったのに対して、今年度は9月までに44便。現在、日航機は東京便を除いて対応できる機材が搭載されておらず、24便の半数で運用できない。欠航が続出すると、客離れを招く恐れがあり、県はもとの中型機に戻すよう要請している。しかし、日航側は「現時点では検討できる状況ではない」(青森支店)と慎重だ。

■除雪の効率化模索

 このため、県は来月、航空行政に詳しい大学教授などの専門家ら6人で構成する検討委員会を設置して、経営についての初会合を開催。年度内には改善策をとりまとめる。

 主な検討対象は、約5億3000万円と支出の約3割を占める除雪の効率的な方法。利用客の減少傾向で空車が目立っているとして、特別委員会でも「空きスペースを利用したイベントを開催しては」などと活用方法が提案された有料駐車場についても議論するという。県港湾空港課は「多角的に空港の現状を分析・検討して、少しでも収入の増加につなげたい」としている。

(2011年10月18日 読売新聞)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板