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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1965チバQ:2010/04/30(金) 09:11:53
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100430/mcb1004300503021-n1.htm
内磨き「ドル箱」再興 ルフトハンザ、ファーストクラス刷新 (1/2ページ)2010.4.30 05:00

 日本航空が路線縮小をはじめ抜本的な経営再建を強いられているのを尻目に、欧州航空各社が華やかさを競い合っている。高級ホテル並みのサービスを提供し航空会社のドル箱であるファーストクラスやビジネスクラスに客を呼び戻す戦略だ。

 ◆需要回復見込む

 独航空最大手ルフトハンザはファーストクラスの客室を、英高級ホテルを思わせる内装に一新する。同じくファーストクラスを改良した英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)からの顧客奪取を狙う。

 今後3年間に80以上の長距離路線に導入されるルフトハンザの新ファーストクラスは、5月19日に納入される超大型旅客機エアバスA380型機で初披露される。同機の内装品を手がけた米航空機内装大手ヒース・テクナの英国部門営業開発部長マイケル・オーキー氏によると、光沢感のある木目調と茶やベージュの革張りで高級ホテルのような雰囲気が醸し出され、華やかで斬新というよりむしろ、プライベートジェットや高級車を思わせるモダンな内装という。

 ルフトハンザのファーストクラス改装は12年ぶり。改装費は明らかにされていないが、独ランデスバンク・バーデン・ヴュルテンベルグのアナリスト、ペローラ・ヘルグレン氏は約1億5000万ユーロ(約186億円)と推計する。

 2月にはBAが1億ポンド(約142億円)を投じた新ファーストクラスを10年ぶりに発表しており、両社ともプレミアム(ファーストとビジネス)クラスの需要回復を見込んだ経営戦略を立てている。

 ただ、航空会社の世界的な業界団体、国際航空運送協会(IATA)は15日、プレミアムクラスの利用は昨年の最低水準から10%回復したものの、なお2008年初期の水準を回復していないと発表。仏証券オッド・セキュリティーズのアナリスト、ヤン・デロクルス氏は「ファーストクラスを削減する機運が高まるなか、ルフトハンザはまさに賭けに出た。プレミアムクラスの利用客数が07年の水準に戻るかどうかは分からない」との見方を示している。

 ◆利益率は最大90%

 それでも需要が回復すれば、プレミアムクラスは大きな収益源となる。ファーストクラス往復の最低料金はルフトハンザの拠点フランクフルトからニューヨークで7999ユーロ、シンガポールとの往復では9559ユーロだ。ランデスバンクのヘルグレン氏によると、利幅の薄いエコノミークラスに対し、ファーストクラスの利益率は最大で90%に達する。

 ルフトハンザの広報担当者ヤン・ベーヴァルト氏は、地上ラウンジから機内に至るまで高級ホテルの雰囲気を演出するため、新ファーストクラスの客室にはラウンジから移動したことを感じさせない色や素材、形状が採用されたと説明した。同社がすでに導入しているファーストクラス専用ターミナルでは、利用客は送迎リムジンからホテル仕様のラウンジに通され、プレミアムクラス以外の旅客から隔離された空間でくつろげるようになっている。

 スイスのバイオテクノロジー企業の最高経営責任者(CEO)で、ルフトハンザのファーストクラスを年に往復10回以上利用するマイケル・ラツニッカ氏は「さまざまなシャンパンやワインの機内サービスはどの航空会社でもやっている。他社との差別化が重要だ」と指摘。「ルフトハンザは地上ではすでに高級なラウンジや送迎リムジンなど、すばらしい差別化に成功している。次に期待するのは機内だ」と語った。(ブルームバーグ Cornelius Rahn)


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