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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1859チバQ:2010/04/08(木) 12:59:21
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000001004080004
ライバルは近隣空港
2010年04月08日


土地の買い手が見つからず更地が広がっている空港ターミナルビル周辺=松茂町豊久

 8日にリニューアルする徳島空港。利用者をいかに増やすかが最大の課題だ。しかし、運賃の安さや便数の多さから、わざわざ大都市の空港を利用する人もおり、航空会社の価格競争に足を引っ張られている形だ。一方で、新ターミナルビル周辺の造成地が売れず、建設工事のためにした借金が返せないという事態にも直面している。


(三輪さち子、花房吾早子、水沢健一)


 高松や神戸、高知空港を使う県内の利用客も少なからずいる。価格の安さで最大のライバルは神戸空港。スカイマークの神戸―羽田便は片道9800円。徳島―羽田便の3分の1だ。


 徳島市の女性会社員(48)は、会議で東京へ行く際、自家用車で神戸空港へ向かう。便数は、全日空を加えると1日8往復と徳島より多く、最終便は徳島空港が午後7時45分着なのに対し、神戸空港は午後9時半着だ。駐車場は「搭乗者割引」によって24時間は無料というのも大きい。「利便性も考えれば、徳島から乗るのはばかばかしい」。


 県西部の人にとっては高松や高知空港も使いやすい。


 阿波池田青年会議所の前田秀和さん(33)は研修会や大会で年4、5回東京に行く時、いつも使うのは便数が多く時間が合わせやすい高松空港。さらに、高松空港からの帰りに高松市内で買い物をしたり、食事をしたりできる。


 三好市中心部からは、高松、徳島、高知のどの空港にも車で1時間半以内で行ける。三好市の会社社長(52)は年12回ほど東京に行くが、多くは高松空港からだ。羽田便は高松が10便、高知8便、徳島6便。「乗り遅れても、便数が多ければすぐに後の便があるので安心」と話す。


 羽田便以外では、関西空港を使う人も。自転車レースに出るため年1、2回福岡へ行くという自転車販売店の中西裕幸店長(41)=徳島市。ある年の6月、徳島―福岡便を買おうと日本航空のホームページで確認すると往復約5万円。関空で割引制度を利用すると約2万5千円だった。以来、関空を利用している。「これだけ違ったら、徳島から乗る気にはなれない」


 運賃の引き下げは無理なのか。県交通戦略課の坂本隆哉課長は「全日空の再参入で、価格競争が進めば航空運賃が下がったり、よりニーズの高い時間帯の便が増えたりするだろう」とみる。日本航空の広報担当者は「徳島―羽田路線の需要を見ながら、運賃や割引についてはきめ細やかな対応をしたい」という。


◆ ◇ ◆


 新ターミナルビルは、砂漠の中に立っているようだ。県は周辺10・5ヘクタールを造成して企業に売却しようとPRしているが、今のところレンタカー会社1社しか土地(0・15ヘクタール)を購入していない。


 県は下水処理場や月見ケ丘海浜公園と合わせ、周辺整備に約470億円をかけた。土地が売れないと、借金が返せない。場合によっては税金を充てたりしなければならなくなる。


 唯一、土地を購入したトヨタレンタリース東四国は、客の利便性と空港リニューアルの盛り上がりを期待して支店の移転を決めた。担当者は「日本航空の先行きが不透明で、今後、投資に見合った収益が見込めるとは限らない。発着便の数が増えるのが一番の願い」と話す。


 購入を見合わせた例もある。空港周辺にあるタクシー会社は、10年前に新事務所の建設を計画していたが、やめた。「空港の利用客が減っている中、投資をしても回収できる見通しがない」。別のレンタカー会社も「2年ほどで売り上げが落ち込んでいる。しばらくは様子をみたい」。


 県の池上正春政策監補は「リーマンショック以降、状況が変わってしまった。でも、新しい空港が目に触れる機会が増えれば、土地が売れる可能性はある」と話す。


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