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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

613千葉9区:2009/07/02(木) 00:30:30
http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20090701mog00m200035000c.html
黒川文雄のサブカル黙示録:深淵なる「萌え」の神髄 飛行機に見るオタク心

7月5日に下地島空港へ着陸する「日本航空 747−300」 撮影:雪竹弘一 「萌(も)え」とは、「ある人物やものに対して、深い思い込みを抱く様子をいう若者言葉」(大辞林第3版、三省堂)とあります。「萌え」な対象はアニメやフィギュアなどだけではないようで、言葉として便利です。何となく、ウズウズするような、芽が出てくるような、もしくは花が萌えるような瞬間のワクワク感を思わせる言葉です。

 そのせいか、多様なカテゴリーの中で、関心の高い感情を示す言葉として使用されています。数年前ほどから、廃虚(はいきょ)や(水利)大型ダム、工場、団地など、細かく、ニッチなジャンルに、その対象が広がっています。単なる「マニア」とか「〜好き」というよりも「人肌の温かさ」を感じさせるとともに“深淵(しんえん)なる世界を象徴する言葉”として使われているようです。

 こんな萌えもあります。7月5日、クラシックジャンボの特別チャーター便「日本航空 747−300」による下地島空港(沖縄県宮古島市)へのラストフライトが予定されています。航空マニアの間で“奇跡”のチケットは即日完売でした。

 今回の“奇跡”は、クラシックジャンボのラストフライトで、「日本航空 747−300」としては初着陸、民間人が降り立つことのできない下地島の訓練飛行場に着陸し、タッチ・アンド・ゴーを見学するというダイナミックさです。大げさに言えば、限定された航空ファンが、通常許可されない空港に着陸し、見学できるというところです。まさにオタク心は萌えるのです。

 下地島空港は世界でもあまり例のない訓練用飛行場です。今回のフライトで使用されるといわれているのは「ランウェイ17」で、美しいエメラルドグリ−ンのサンゴ礁と無機質なコンクリート、鉄骨の「ランウェイ」のコントラストが心を引きつけてやまないスポットです。

 空港は国内外への、出国帰国のとき以外にはなじみのない場所ゆえに機能優先で作られた構造物が多く、その構造美にマニア心が動かされます。また、滑走路への誘導路やアプローチライトなど、各飛行場それぞれの機能と趣があり、そこに鋼の塊である飛行機が離着陸することで、その風景は大きく増幅されます。それらのシーンを撮りためた「下地島パイロット訓練飛行場」(竹書房)が7月24日にリリースされます。

 一般に航空機は最新のデジタル機器を集約した最先端のテクノロジーの結晶です。しかし、下地島空港での訓練飛行、地上での誘導などを見ていると、とてもアナログな部分を感じます。そんな、デジタルとアナログのギャップがマニアを萌えさせる要因の一つかもしれません。多様な萌えを感じさせる世の中になりましたが、「航空機萌えの神髄」を感じさせる、しかと見届けてほしいイベントです。


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