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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2289チバQ:2010/09/05(日) 02:05:39
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/feature/chiba1211810283655_02/news/20080617-OYT8T00970.htm
6万人の雇用力
人材確保各社が腐心


成田空港で全日空社員(右)から説明を受ける城西国際大学の学生(1月17日) レストランでの配膳(はいぜん)、清掃・警備、貨物の積み下ろし――。成田など空港周辺の市町村で配達される新聞の求人広告チラシには「勤務地・成田空港」の文字が目立つ。こうしたチラシは少し離れた八千代市や船橋市などでも配られている。チラシ会社は「空港は巨大な雇用の場。その引力は強いから」と話す。

 そうした空港の“雇用力”は数字で裏付けられる。30年前の開港当時、空港内の従業員は1万7400人だった。その後、第2旅客ターミナルのオープン(1992年)や平行滑走路の使用開始(2002年)といった拡充とともに膨らみ、今や4万7400人。富津市の人口と同規模の人たちが空港で働く。

 雇用は空港外にもある。アジアの航空貨物のハブでもあるだけに、約40の運送会社の集配基地が張り付く。ホテルや機内食会社など幅広く関連産業も含めると、「全体では6万人の雇用を支えている計算」(成田国際空港会社)という。

 巨大な雇用の受け皿に人材を送り込むため、航空業界への就職対策に特化した学校も登場した。その一つ、01年開校の「成田航空ビジネス専門学校」(成田市公津の杜)は毎年60人近い卒業生を関連企業に送り出している。


 一方で、航空会社はパイロットの確保に苦心しており、手当てできなかった新規航空会社スカイマークが大量運休を余儀なくされた。安全を守る整備士、乗客のチェック・インをさばく出発カウンター担当といった地上勤務者の確保も課題だ。

 全日本空輸系の「ANA総合研究所」は昨年12月、城西国際大学(東金市求名)と産学連携に関する協定を結んだ。学生たちに整備現場や出発カウンターを見学してもらい、全日空社員が大学に出向いて航空業界の魅力を講義する、という内容だ。

 会社と学生が相思相愛なら就職の道が開ける。城西国際大の七井誠一郎・入試部長は「人材の『地産地消』であり、『地育地活』。育てた人材を地元で生かす場所としても、成田には魅力がある」と提携の意義と期待を語る。

 一方、全日空側は切迫し、同研究所は「パイロットや客室乗務員ばかりが仕事ではない。このままではグループ全体で人手不足に陥る」と危機感を隠さない。

 2年後の平行滑走路の北延伸で年間発着数が2万回増えると、最大約1万人の雇用が新たに生まれるとの試算がある。空港会社にとっては北延伸はビジネスチャンスの拡大だが、それは必要な人材を確保できてこそ可能。「効率的な人員計画をたて、チャンスを生かしたい」。全日空も、ライバルの日本航空も、その思いは同じだ。

(2008年6月18日 読売新聞)
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