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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

6828チバQ:2019/11/13(水) 10:18:08
■ 現代財閥がルーツ

 このHDC現代産業開発とはどんな企業なのか? 

 社名に「現代」とあるように、かつて韓国最大の財閥だった現代グループがルーツだ。

 1976年に、現代財閥の母体企業だった現代建設のアパート(日本でいう大型マンション)事業を独立させて設立した。ソウルの江南(カンナム)地域などに大型アパート団地を次々と建設して急成長した。

 1999年に、現代財閥の内紛を経て、現代産業開発として独立した。

 現代財閥創業者である鄭周永(チョン・ジュヨン)氏の実弟で、自動車事業を育てたことで知られる鄭世永(チョン・セヨン)氏が率いた。今の、鄭夢奎(チョン・モンギュ=1962年生)会長の父親だ。

 鄭世永氏は、小型乗用車「ポニー」の開発で現代自動車を一気に軌道に乗せた。

 長年、現代自動車の会長として世界市場に打って出た実績を評価する声は今も多い。しかし、実兄である鄭周永氏の息子である鄭夢九(チョン・モング=1939年生)氏(いまの現代自動車会長)に現代自動車を譲った。

 鄭夢奎会長は、2018年にグループ持ち株会社であるHDCを設立し、傘下にHDC現代産業開発など事業会社を置く事業構造に再編した。

 韓国公正取引委員会が2019年5月に発表した韓国の主要企業グループ概要によると、HDCグループは、24社のグループ企業を抱え、グループ全体の資産規模は10兆6000億ウォンで韓国の大企業グループで33位に入っている。

 HDCは、アパート事業のほか、ホテル、リゾート、不動産情報サービスなどの企業を傘下に持つ。さらにホテル新羅と共同出資してソウル市内で免税店事業も手がけている。

 鄭夢奎会長率いるHDCグループはアシアナグループを買収することで、ブランド力を一気に向上させるほか、レジャー、ホテル事業なども強化する計画とみられる。

■ 堅実経営とは言うが・・・

 韓国の産業界では、「HDCは堅実経営で知られ、豊富なキャッシュを抱える。アシアナの売却先としては無難な選択だ」(銀行役員)との見方もある。

 だが、「前途多難」(韓国紙デスク)を予想する声がそれ以上に多いことも否定できない。

 優先交渉権者にはなったが、資金繰りが苦しい錦湖アシアナグループは、「プレミアム」を要求するとみられる。

 朴三求氏はこれまでも危機に陥るたびに驚異の粘りで持ちこたえてきた。これから始まる本交渉が簡単ではないとみる向きもある。

 一方で、アシアナ航空の実態が予想以上によくない可能性がある。

 アシアナ航空は2018年12月期決算で2000億ウォン近くの最終損失を計上した。2019年も赤字基調は変わらない。

 さらに、韓国メディアによると、10兆ウォンという巨額の負債を抱えている。社債発行や借入金で苦しい資金繰りをしのいできたからだ。

 「整備人員の拡充や機内サービスの向上、新機体の導入などこれまで遅れていた投資に踏み切る必要もあり、新規資金需要も予想以上の金額になる」(同)との指摘も多い。

 買収金額は2兆4000億ウォン以上というが、それだけではとても済まないのだ。HDC連合の方で、買収を取りやめる可能性もある。

 航空業界を取り巻く構造的な問題もある。


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