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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

3359チバQ:2012/01/14(土) 18:36:06
http://mainichi.jp/select/biz/news/20120114ddm008020048000c.html
日本航空:新社長に植木氏 効率化推進で頭角 業績回復受け体制刷新
 ◇LCC本格化、経営強化が急務
 経営再建中の日本航空が新社長に植木義晴専務執行役員(59)を昇格させるなどの体制刷新に踏み切るのは、破綻から2年を経て、リストラや経営効率化策の成果で業績が回復したためだ。国内の航空業界は今年、格安航空会社(LCC)の台頭で競争激化が必至だけに、日航は早ければ今秋の株式再上場という節目を待たず、経営体質の強化を急ぐ。【三島健二】

 11年度の日航グループの旅客数は、東日本大震災の影響もあって9月までは前年同月比で100万人前後も下回って推移。それでも11年9月中間連結決算は、本業のもうけを示す営業黒字が年間目標(757億円)を大幅に超える1061億円と、売上高で上回る全日本空輸(501億円)の2倍を確保した。

 業績が改善したのは、不採算路線からの撤退や機材の絞り込み、人件費などのコスト削減といったリストラと並行し、供給座席数を需要に応じて路線ごとにきめ細かく調整するなど運航態勢や計画を抜本的に見直し収益率を高めたためだ。

 こうした柔軟な運航態勢の構築は、稲盛和夫会長(79)が主導した。日航が10年1月に会社更生法の適用を申請した後、京セラ名誉会長の稲盛氏は日航会長に就任。日航の「親方日の丸」体質を一掃し、コスト意識を根付かせようと経営改革を進めた。10年2月に運航担当の執行役員に抜てきされ、“稲盛イズム”を吸収して運航面で成果を出し、頭角を現したのが植木氏だ。

 植木氏はパイロット出身で初のトップに就く。会長に就任する見通しの大西賢社長(56)も初の整備畑出身の社長で、経営改革を見据えた異例の人事が続く。稲盛会長は名誉会長に就く見通しだ。

 ただし、業績回復は「更生手続き下で有無を言わさない大胆なリストラ策の実行が可能だったから」(全日空幹部)とも指摘される。真価が問われるのはリストラ効果が一巡し、日航が新体制で迎える12年度以降となる。

 12年は、日航系と全日空系のLCC3社が相次ぎ参入し、「日系LCC元年」と呼ばれる。日航は高品質のサービスなどでLCCとのすみ分けを図る方針だが、利用客がLCCにシフトすれば、日航本体の経営基盤が脅かされる。新経営陣は、自力で生き残りが果たせるよう、経営効率の一段の改善に取り組む必要がありそうだ。

毎日新聞 2012年1月14日 東京朝刊


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