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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

3024チバQ:2011/06/22(水) 17:50:37
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/110621/mcb1106210503014-n1.htm
高速鉄道におびえる空の便 奪われる旅客、サービス向上必至 (1/2ページ)
2011.6.21 05:00


高速鉄道時代の到来を受け、生き残りをかけた航空各社の競争が熾烈化している【拡大】
 中国では、高速鉄道が開通した途端に同じ路線の航空便が(客数減で)運航停止を迫られる例が相次いでいる。北京−上海間を約5時間で結ぶ京滬(けいこ)高速鉄道(全長約1318キロ)の6月末の開通が近づき、航空便への影響が話題になっている。

 ◆北京−上海に宿敵

 本紙(中国証券報)の調査によると、同鉄道の開通に際し、多くの人が「緊急でない限り鉄道を利用する」と答えている。その理由として、鉄道の運行時間の正確性に対して航空便の遅延・キャンセル率が高いこと、移動時間に大差がないうえに高速鉄道の方が安価であることが挙げられる。

 電子機器類の使用制限がなくビジネス客向きであることや、運行面の安全性の高さ、駅までの利便性なども、鉄道を選ぶ理由になっているようだ。

 中国民航大学航空運輸経済研究所の李暁津所長によると、航空便に対する高速鉄道の影響は主に旅客の分散による航空便の旅客数の減少と、国内航空便の価格低下が挙げられる。

 北京交通大学が実施した調査によれば、(京滬鉄道の沿線各地の移動に)航空便を利用している人のうち、「現在の運行条件で航空便と高速鉄道の価格が変わらない場合、高速鉄道を選ぶ」と答えた人の比率は70%に達した。

 中国政府の鉄道中長期計画によると、高速鉄道網は2012年には全国的に普及し、経済的に発達し人口の高い都市はほぼすべてカバーされる。

 分析によると、これにより60%の航空便が影響を受け、華南、西南、東南各地域の短距離路線を中心とする中国東方航空と中国南方航空への影響が最も顕著だという。

 しかし、高速鉄道網整備の影響はマイナス面に限らない。

 清華大学工業工程学部の蔡臨寧主任は「高速鉄道が十分に整備されれば、航空産業の発展基盤になる」という。

 ◆変化適応し好機に

 現在の航空輸送は直行便が中心で、旅客は北京、上海、広州の3大都市空港に集中し、乗継客は少ないが、高速鉄道が整備されれば乗継客の大幅増が期待できる。

 蔡主任は「高速鉄道の時代はすでに到来している。航空会社に必要なのは、業務を調整して旅客の移動方式の変化に対応するかを考えることだ」と強調する。

 たとえば晋京列車(北京−山西)が開通した09年、中国東方航空の山西省太原−北京便の搭乗率はそれまでの85%から49%に下落。これに対して同社はターミナルでの待ち時間を10分間に短縮し、電話でチェックイン予約を受け付け、50分かかっていた搭乗までの時間を20分に短縮するなどの対策を実施した。

 国家発展改革委員会総合輸送研究所の汪鳴副所長は「高速鉄道の登場で、航空各社の競争力強化とサービス向上が進むだろう。1〜2年先ではなく、5〜10年の長いスパンで影響を見極める必要がある。いずれにせよ消費者には良いことだ」と語った。(中国証券報=中国新聞社)


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