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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

534千葉9区:2009/05/26(火) 22:30:53
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090526ddlk01010276000c.html
新千歳空港:道が発着枠拡大で協力要請−−千歳、苫小牧市へ /北海道
 ◇来月から地元協議会
 道は現在1日6回に限定されている新千歳空港の深夜・早朝時間帯(午後10時〜翌日午前7時)の発着枠を拡大することを決め25日、地元協議が円滑に進むよう千歳、苫小牧両市長に協力を要請した。発着枠拡大のためには地元協議会の合意が必要だが、苫小牧市地域協議会に参加する一部地域は空港の滑走路延長をめぐって道と長く対立してきた経緯がある。協議会を6月3日に開催することは合意したものの、発着枠拡大には紆余(うよ)曲折がありそうだ。【鈴木勝一、斎藤誠、久野華代】

 「(新千歳空港を)一層利用しやすい空港として機能強化を図っていくことが重要。道政上の重要課題として最優先で取り組む」。25日、道庁で行われた高井修副知事と山口幸太郎・千歳市長、岩倉博文・苫小牧市長の3者会談。高井副知事は発着枠拡大について、高橋はるみ知事の考え方を示した文書を読み上げ理解を求めた。

 道は拡大枠数について、「(航空会社の)ニーズや動向を考慮して将来を見通した枠にする。具体的な数は今後さらに詰めていく」としている。

 発着枠拡大の背景には、羽田空港が10年10月に第4滑走路の供用を開始することがある。国土交通省航空局によると年間発着回数は現在の約30万回から約40万7000回に拡大。今年秋ごろには配分が決定する見通しで、これに伴い地方空港と航空会社間では発着枠獲得に向けた動きが始まっている。

 一方、新千歳は法令上、24時間運用が可能だが、道と地域住民は騒音対策で深夜・早朝時間帯の発着を6回に制限することで合意している。道は枠獲得のためには深夜・早朝枠の拡大が不可欠と判断し、早期の地元協議実施を目指していた。

 しかし、住民側と道の間には深いミゾがある。03年7月、道は空港の滑走路延長を巡って延長の条件となっていた「苫小牧市に第2ターミナルビルを建設する」という方針を撤回。このため、一時は延長に合意していた苫小牧市植苗地区などが反発し、滑走路延長の合意が破棄された。

 道は今年2月に苫小牧市地域協議会の開催を目指したものの、植苗地区の不参加表明で開催を断念。実質的な協議会の開催は5年11カ月ぶりとなる。

 岩倉市長は「03年から一度も(道と住民が)話し合っていない異常な状態だった。協議再開は非常に価値がある。発着枠が拡大されれば、苫小牧経済に大きな効果がある」と評価。山口市長も「空港を活用していくことを市民は理解していると思う」と話した。

 ◇地元「判断できない」
 苫小牧市の植苗町内会連合会の総務を務める丹治秀寛さん(57)は「新千歳が北のゲートウエーとして大きな役割を果たすことを私たちも期待している。しかし、発着枠や国際的な新千歳空港の位置づけが何も示されないままでは、判断ができない」と指摘。航路下にある千歳市の町内会長は「道の提案は受け止めるが、発着枠拡大は地域が納得できる形で見返りを提示できるかにかかっている」と地域対策を求めた。

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 《新千歳を巡る道と地域住民との協議経緯》

88年 開港

94年 24時間運用開始

95年 道、滑走路延長方針を打ち出す

96年 第7次空港整備計画に滑走路延長実施を明記

98年 苫小牧市が延長案を住民に説明

99年 市が延長計画を容認

01年 道、騒音被害の住民に移転補償初提示

 〃  道と市、地域住民の協議会。道と住民が「苫小牧に第2ターミナルビル建設」など条件付きで滑走路延長に合意

03年 道がターミナルビルの建設方針撤回。

    住民が滑走路延長の合意破棄

04年 高橋知事が住民に方針撤回を陳謝

07年 3年半ぶりに地域協議会再開


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