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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

5440チバQ:2015/08/01(土) 07:37:17
http://mainichi.jp/select/news/20150801k0000m030111000c.html
中国:続く高官処分 習指導部、2年後の人事見据え
毎日新聞 2015年07月31日 23時08分(最終更新 08月01日 00時35分)

 【北京・石原聖】中国の習近平指導部が相次いで党高官の処分を発表している。中国軍制服組トップだった郭伯雄前中央軍事委員会副主席=前党政治局委員=を党籍剥奪の処分としたほか、河北省トップの解任や南京市前トップの党籍剥奪など党指導部入りをうかがう地方ポストでの汚職摘発が目立っている。習指導部が進める汚職摘発キャンペーンは、政敵の打倒から2年後の党大会人事の前哨戦にシフトしつつある。

 一連の汚職摘発キャンペーンは今年6月、江沢民元国家主席が後ろ盾だったといわれる周永康・前党政治局常務委員の無期懲役判決を確定させて最大のヤマ場を乗り切った。同じく無期懲役が確定した薄熙来氏、死亡した徐才厚氏、郭伯雄氏はいずれも江派だ。その後、7月20日には胡錦濤前国家主席の側近だった令計画・前党中央統一戦線工作部長の党籍剥奪を決めた。習国家主席の前任者の胡氏、前々任者の江氏に極めて近い人物が相次いで失脚した形だ。

 今回、郭氏の処分理由には「他人のために職務の階級昇進を図り、賄賂を受け取った」という容疑が挙げられ、郭氏に賄賂を払って昇進した幹部がいることも示唆された。郭氏は2012年まで10年間、人事を左右できる制服組トップを務めており、軍高官の大半が調査対象になりかねない事態だ。

 2年後の党大会では党指導部の人事と連動する形で軍首脳を構成する中央軍事委員会も改選される予定だ。習氏が意中の人を軍首脳に抜てきし、軍改革を断行しようとするなら、党大会までに全国に七つある軍区のトップなど要職を経験させる必要がある。現在の軍高官の多くは江派とされ、習氏が軍を完全掌握するためには早い段階で大規模な抜てき人事を進めるしかない状況だ。

 地方高官の汚職摘発も党大会人事と密接に絡む。7月28日には周永康氏の秘書だった河北省トップの周本順・党委書記が書記を解任されたほか、31日には南京市トップだった楊衛沢・前党委書記の党籍剥奪処分が公表された。

 中国の最高指導層を構成する党政治局常務委員(現在7人)入りを目指すには重要な地方を歴任することが事実上の条件になっている。だが、現在の地方トップの多くは胡氏の支持基盤である中国共産主義青年団(共青団)出身者が占める。習氏が自派で党指導部を固めるためには今から地方トップにできるだけ多くの自派幹部を送り込んでおく必要があるわけだ。

 今年10月に予定される党中央委員会総会(5中全会)では次期党大会に向けた指導部人事の調整が本格化する見通しだ。万全の体制で2期目を迎えたい習指導部にとっては今が正念場といえそうだ。


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