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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2634チバQ:2010/12/06(月) 22:18:38
http://www.sakigake.jp/p/special/10/kukyounokuuro/article_05.jsp
[東京便死守]
欠航しても「足」確保
 大館能代空港は、開港以来12年間の県費負担が総額42億円を超えた。佐竹敬久知事は6月定例県議会で「道路や港湾と同様、赤字か黒字かだけで判断せず、維持していきたい」と述べ、重要なインフラに対する一定の県負担を続ける考えを示した。

 しかし、県北の行政関係者らは危機感を募らせる。北秋田市の佐藤唯直副市長は「東京便だけは守らないと、大館能代空港の存続価値がなくなる。東京便は朝の霧の影響で引き返したり、飛ばなかったりする。しかし、地元の強い熱意でできた空港。ビジネスマンの東京日帰りを可能にするなど市民や企業にとってのメリットは大きい。乗ってもらう努力をする」と語る。

 能代市商工振興課によると、航空機を利用する市民の約7割は秋田空港、約3割が大館能代空港を使ってきたが、高速道路の延伸と無料化がさらに秋田空港へと流れる原因になったという。大阪便のビジネス利用が一定程度ある中での今回の休止について「再開に向けてアピールしていきたい」と話した。

開港時の熱意再来なるか

 大館能代空港利用促進協議会の越前貞久事務局長(59)は大阪便の「休止決定」を受け、「県が利用促進に本腰を入れ、圏域の自治体が連携して一体で空港を守ろうという動きが出始めた」と開港を実現させた当時の「熱意」の再来を期待する。

 県が打ち出した新たな利用促進対策強化事業の目玉は、霧や雪などで欠航した時、秋田空港などに利用者を移送するバス、タクシーの運行。9月11日を皮切りに12月1日までに計9回、延べ249人の乗客の「足」を確保した。このうち1回は青森空港まで。路線別では7回が東京便、2回が大阪便だった。

細やかな支援で利用促進

 「欠航時の無料輸送は協議会でも検討していたが、今回は県の実証試験という形で決まった。搭乗者への細やかな支援が利用に結びつく。来年度からは協議会の予算で続けたい」と越前事務局長。継続することで大館能代の評価が高まると期待している。


周辺観光地を周遊するためレンタカーを申し込む旅行客=大館能代空港到着ロビー 旅行会社が観光商品を作る際は一般に、往復で異なるルートを設定する。関東からの観光客が北東北を周遊する場合は新幹線と航空機を組み合わせ、大館能代空港の利用もその候補として想定される。大館、能代、北秋田、鹿角の4市は互いの観光資源を全日空や旅行会社に紹介し、旅行商品作りを提案していくことにしている。

 東北新幹線全線開通のあおりで青森空港の減便が予想され、大館能代空港が見直される可能性もある。越前事務局長は「来年1月4日で大阪便はなくなるが、企業には『朝の便で出発、羽田で乗り換えれば昼前には大阪に着く』と利用を呼びかけていきたい」と話している。

 利用促進の動きがようやく本格化した大館能代。「安定飛行」を続ける山形県の庄内空港に学び、大阪便休止で高まる危機感を圏域の熱気に変える持続的な取り組みが欠かせない。

<終わり>

(2010/12/04 更新)


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