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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

5303チバQ:2015/06/02(火) 21:30:10
http://mainichi.jp/select/news/20150602k0000m020061000c.html
スカイマーク再生:混迷の度深まる…2案採決の異例事態も
毎日新聞 2015年06月01日 20時55分(最終更新 06月01日 22時53分)

 スカイマークの民事再生手続きで、最大債権者の米航空機リース会社「イントレピッド・アビエーション」が独自の再生計画案を提出し、スポンサーのANAホールディングス(HD)との対立の構図が鮮明になった。東京地裁は債権者集会に諮る計画案を実現可能性などを考えて決定する。現時点ではスカイマークの案がより具体的だが、波乱要因になる可能性は否定できず、再建は混迷の度を深めている。【山口知、和田憲二、横山三加子】

 「戸惑っている」。ANAHDの片野坂真哉社長は1日の定例記者会見で、イントレピッドの独自案提出を受け、苦渋の表情を浮かべた。イントレピッドはANAによる支援に反対していたものの、大口債権者が独自案まで出すのは異例。スカイマークがANAをスポンサーに選んだのは、航空機リース会社などへの影響力を生かし、大口債権者との交渉を有利に運ぶ狙いがあった。それだけに、ANAと債権者の関係がこじれたことに関係者は「前提が壊れた」と困惑を隠せない。

 イントレピッドがANAによる支援に反対する背景には、スカイマークに貸す契約をしていた中型機「A330」をめぐる対立がある。イントレピッドはスカイマークの破綻で宙に浮いた機材の活用をANAに求めたが、ANAは「経済合理性がないので断った」(片野坂社長)。この対応にイントレピッドは不満を持っているとみられる。独自案の提出は「ANAに対して機材を活用するよう圧力をかけることが狙い」との見方もある。

 東京地裁は今後、イントレピッドの計画案の実現性などを精査したうえで、7〜8月にも開かれる債権者集会に諮るかどうか決定する。専門家によると、複数の案が出た場合、地裁が集会前に1案に絞り込むケースが多いという。

 地裁がイントレピッドの案の採決も必要と判断すれば、スカイマークとイントレピッドの2案が集会で諮られる異例の事態となる。債権者数、債権額ともに過半数の賛成を得た案が可決され、地裁の認可を経て計画が成立する。

 イントレピッドの計画案は、投資ファンド「インテグラル」の了解を前提に同社をスポンサーとするほか、ANA以外の航空会社を「選定中」とするにとどまった。借金を返す原資の金額の記載もなく、全体的に具体性に乏しい。

 ただ、大口債権者の仏エアバスもANA支援に難色を示しており、イントレピッドとエアバス両社の債権額は約1800億円と、スカイマークの債権総額3089億円の半分を超え、両社が反対すればスカイマークの計画案の成立は不可能だ。

 エアバスはANAと機材調達で関係が深く、関係者の間には「エアバスは最後は賛成するのではないか」との期待がある。ANAHDの片野坂社長は会見で「本格的な交渉はこれからだ」と述べ、集会までに多くの債権者の賛同を得られるよう、交渉に全力をあげる考えを示した。


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