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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

4811チバQ:2014/05/19(月) 02:00:32
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20140517-OYT1T50013.html?from=ytop_main3
待遇・育成…急増LCC、パイロット不足深刻化
2014年05月17日 10時53分
バニラ・エアの旅客機(16日、成田空港で)=林英彰撮影
 格安航空会社(LCC)でパイロット不足が深刻になっている。バニラ・エアは6月に予定していた運航の約2割に当たる154便を中止する。

 ピーチ・アビエーションもパイロットが足りず、10月までに最大約2000便を減便する。ただ、人材育成には課題が多く、LCCの成長にとって大きな壁となりつつある。

 バニラの石井知祥(とものり)社長は16日の記者会見で、運航中止について「心よりおわびします」と頭を下げた。6月は機長28人で運航する計画だったが、5月までに5人が退職や病欠などで乗務できなくなったため、と釈明した。7月以降は、全日本空輸から機長を派遣してもらい運航するという。

 19日から減便するピーチも機長が足りない。機長52人のうち8人が病気やけがで乗務できなくなった。パイロットの新規採用も進んでいない。

 パイロットが確保できないのは、LCCの相次ぐ就航による「人手不足」が理由だ。ピーチは2012年3月、国内初のLCCとして関西空港を拠点に就航。その後、ジェットスター・ジャパン、エアアジア・ジャパン(現バニラ・エア)がそれぞれ成田空港を拠点に就航した。13年には国内線の旅客数に占めるLCCの割合は6%を超えた。

 国土交通省によると、LCCの就航で、13年には11年時点と比べて164人のパイロットが新たに必要となった。航空需要の伸びに伴い、15年時点ではさらに最大351人のパイロットが求められる。

 機長の育成には通常は10年程度かかる。LCCはこれまで、10年に経営破綻した日本航空から機長を迎えるなどの方法で機長を確保してきた。全日空や日航は「パイロットは足りている」のに対し、LCCは「急激な路線拡大に追いつかなくなった」(航空業界関係者)。全日空、日航の2社との間で、パイロットの待遇に大きな差があることもLCCにとって不利となっている。

 世界の航空需要は増加しており、30年にはアジア・太平洋地域で約9000人のパイロットが不足する、との試算もある。日本でも20年頃には現在より2〜3割多い約7000人のパイロットが必要になる見込みだ。国内のパイロットは13年1月現在で5686人で、政府が資格取得を支援する航空大学校の出身が39・9%、民間航空会社による自社養成が34・3%。ただ、自社養成には1人当たり数千万円のコストがかかるほかノウハウも必要で、LCCにとっては難しい。


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