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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

718チバQ:2009/09/12(土) 14:34:05
http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY200909110417.html
共同運航でコスト削減狙う 日航・デルタ提携交渉
2009年9月12日2時1分
 経営危機の日本航空が、米デルタ航空との資本・業務提携で生き残りの道を探ることになった。日航はリストラ策の「切り札」にしたい考えだが、不採算路線の廃止や退職者年金の減額といった難題も抱え、再建の道筋を描ききれているわけではない。

 日航が提携交渉の相手に選んだデルタは、日本発着路線に強い米ノースウエスト航空と、08年に合併。日本と北米を結ぶ路線では3割前後のシェアを占める。日本経由で中国や韓国、東南アジアを結ぶ路線も運航している。

 提携が実現すれば、双方の路線網を活用し、コスト削減につなげる狙いだ。例えば日本とアジアを結ぶ路線の運航は主に日航が担う一方、日米間で共通する路線については、日航が一部路線を廃止、減便してデルタに委ねるといった役割分担が可能になる。実現すれば双方のコスト削減につながりそうだ。

 デルタとの交渉を後押しした国交省は、日航に対し、欧州でも提携を拡大させたい意向だ。デルタとともに国際航空連合「スカイチーム」の主要メンバーであるエールフランスKLMとの共同運航を拡大させ、パリやアムステルダムを中心とした同社のネットワークを活用して運航を効率化したいとみられる。

 ただ、日航は現在、デルタのライバルであるアメリカン航空などと国際航空連合「ワンワールド」を形成する。日航内には、ワンワールドへの残留を希望する声があるが、デルタとの資本提携が実現すれば脱退を迫られる可能性もあり、リスクを伴う。

■不振同士、効果は不透明

 また、当のデルタも業績不振が続く。昨年10月にノースウエストとの合併で世界最大の航空会社となったものの、その後の09年1〜3月期と4〜6月期はともに最終赤字を計上。景気低迷に新型インフルエンザの流行が追い打ちをかけ、業績悪化に歯止めがかからない。今後も厳しい状況が続く見込みで、同社は09年年間でも最終赤字になると予想する。不振企業同士の提携がどの程度の効果を上げるかは未知数だ。デルタの広報担当者は11日、日航との提携交渉について「ノーコメント」と答えただけだった。

 年末の追加融資の判断を迫られる民間金融機関も、デルタとの提携交渉について「前進ではあるけれど、高コスト体質など日航が抱える問題が解消するわけではない」(メガバンク関係者)と厳しい目を向ける。

 日航は6月末、一部政府保証のついた約1千億円の協調融資契約を結んだが、年内に1千億円以上の追加融資を必要としている。この条件となる経営改善計画を近くとりまとめる方針。今回の提携交渉が実現すれば、日本郵船との航空貨物事業の統合に並ぶ計画の柱となるが、厚遇とも言える企業年金のカットや路線の廃止・縮小といった難題はなお立ちはだかる。

■日航の歩み

51年 設立

53年 政府出資を受ける

85年 ジャンボ機墜落事故で死者520人

87年 完全民営化

92年 湾岸戦争による需要低迷で民営化後初の赤字決算。大幅な人員削減を柱にした合理化計画を発表

93年 景気低迷の影響で設立以来最悪の538億円の経常赤字

01年 米同時多発テロなどを理由に日本政策投資銀行(政投銀)が計1540億円の緊急融資を開始

02年 日本エアシステム(JAS)と経営統合

03年 新型肺炎SARSやイラク戦争を理由に政投銀が計1160億円の緊急融資を開始

04年 過去最大の886億円の赤字決算

06年 公募増資などで1485億円を調達

07年 4300人を削減する中期経営計画を発表

09年 国土交通省が経営改善計画を要求。世界同時不況の影響で、631億円の赤字決算。政投銀や民間金融機関が計1千億円の協   調融資


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