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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

3493チバQ:2012/03/20(火) 11:23:58
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20120320/ecn1203200839000-n1.htm
“再上場”目指すJALにくすぶる不安2012.03.20
連載:永田町・霞が関インサイド


JALは1月に新体制を発表した【拡大】
 日本航空(JAL)が今秋9月の再上場を目指している。7月には再上場を申請するという。

 2008年1月に会社更生法の適用を申請して経営破綻した同社は、企業再生支援機構から3500億円の公的資本の注入を受けた。

 経営再建に傾注するJALは、支援機構からの支援が終了する来年1月までに再上場を果たして植木義春新社長体制を整えたいという意向がある。一方の支援機構にはJALに注入した3500億円を再上場によって回収したいとの思惑がある。

 では、経営再建を実現しつつあるかに見える現在のJALを取り巻く環境はいかなるものなのか。

 今や日本は、米国、中国、英国、ドイツに次いで世界第5位の航空市場となっており、今後10年間でも年平均3・6%の成長が見込まれている。

 ところが、JALの輸送力は07年1月に比べ11年11月はマイナス42%と大幅に減少している。各国航空会社の乗客数で見ても、同社は00年に世界第7位だったが、10年には21位に転落している。

 航空需要の成長が著しいアジア太平洋地域は、2030年には世界最大の市場になる。

 その中で気を吐いているのが大韓航空(KAL)である。乗客数ではここ10年で第21位から20位とワンランク上がっただけだが、国別の国際線旅客数や国際空港利用数を比較すると、韓国の成長に驚かされる。

 JALとANA(全日空)の成田空港におけるシェアは05年が39%で11年には29%に減じている。韓国の仁川空港はKALが47%、アシアナ航空が21%のオールコリアで70%を占める。ちなみに、シンガポール空港でもシンガポール航空が49%である。

 ハブ空港として大飛躍を遂げた仁川空港は2年前に成田空港を追い抜いた。年間30万人以上の日本人が、日本から仁川空港を利用して乗り継いでいるのだ。仁川空港が日本各地との乗継強化を進めハブ空港の地位を確立できたのは、韓国政府の航空行政が積極果敢であったことに加えて、採算性の高い新型機種を導入した航空会社の経営判断に負うところも大きい。

 確かにJALは、稲盛和夫名誉会長のもとで再上場を目指す地平までたどり着いたと言っていいのかもしれない。だが、筆者が危惧するのは、コスト削減を会社再生の柱とする“稲盛イズム”の信奉者である植木社長以下、新経営陣が成長するアジア太平洋市場で好機を、果たしてつかめるのかということなのだ。(ジャーナリスト・歳川隆雄)


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