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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1247チバQ:2009/12/14(月) 21:35:02
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/091214/biz0912142100022-n1.htm
関西3空港一丸管理で四苦八苦した調整 背景に主導権争い (1/2ページ)
2009.12.14 20:59

関西、大阪、神戸3空港の「一元管理」を目指すことで基本合意した「関西3空港懇談会」=14日夕、大阪市内のホテル 「一元管理の検討にあたっては、公的機関の関与を前提に、関空会社を管理主体とすることを基本とする」。関西3空港懇談会(座長=下妻博・関西経済連合会会長)で14日合意した事項のうち、関経連の事務局が最も苦心したのは、この文言だった。背景には、管理主体として関空会社を推す国・大阪府と、関西広域連合にこだわる兵庫県との主導権争いがある。

 「関空会社案で落ち着いたことにほっとした」。関経連の幹部は胸をなで下ろした。

 懇談会は平成17年に「関西国際空港=国際拠点空港、大阪(伊丹)=国内基幹空港、神戸=地方空港」とする役割分担を決めたあと、会合を中断していたが、関空会社の財務悪化などを受け、今年9月に4年ぶりに再開した。

 きっかけは大阪府から関経連への要請だった。橋下徹知事が伊丹の廃止をぶち上げ、各方面から賛否の声が上がったため、「何らかの収拾が必要」(関経連事務局)と判断したという。3空港の役割分担があいまいだったとの反省に立ち、担当者レベルの3度の会合を経て、ひねり出したのが一元管理案だった。

 関経連が4日にまとめた当初の合意案では「関空会社を管理主体とすることを基本に、(略)公的主体の関与のあり方を含め議論を行う」と広域連合と明記せずに、公的主体とぼかした表現になっていた。

 しかし、兵庫県側は、明確に広域連合と記載するよう要求。結局、「公的機関の関与を前提に…」と表現を強めたうえで、「将来のあり方については、関西広域連合設立の取り組みも踏まえ、引き続き検討」の文言を盛り込むことで落ち着いた。

 関経連幹部は「ノウハウもない広域連合では空港運営は無理だが、井戸さんのメンツも立てないと…」と明かす。兵庫県幹部は「懇談会の合意をつぶすのが目的ではなく、地元合意を取るための努力はしたつもりだ」と主張する。

 一方、大阪府の橋下知事は懇談会で、合意事項に伊丹縮小・廃港が盛り込まれなかったことに不満を唱えたが、最終的には「個人的には反対だが、多数決には従う」と妥協した。府の担当者は合意内容を評価しつつ、「今後は、どう関空に選択と集中するかだ」と気を引き締めた。

 自治体間の複雑な利害関係を巧みに調整したことで、関経連は関西政財界での存在感を高めた。ただ、来夏の平成23年度予算編成まで残された時間は約半年しかない。それまでに3空港のあり方について踏み込んだ結論を出さなければ、財務省からそっぽを向かれるのは必至だ。下妻会長の難しい“かじ取り”は続く。


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