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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

4397チバQ:2013/06/08(土) 21:49:16
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130608/mcb1306080502005-n1.htm
ワイドボディー機時代到来 航空各社収益改善で発注増 (1/2ページ)2013.6.8 05:00


エアバスの最新鋭中型機「A350」。航空各社の収益改善でワイドボディー機の発注が拡大している(ブルームバーグ)【拡大】
 世界の航空大手は欧州エアバスや米ボーイングの最新鋭ワイドボディー機の発注を増やす方向だ。経営統合やコスト削減を進め、今年の収益回復に自信を深めていることが背景にある。

 ワイドボディー機は客室通路が2本ある中型ないし大型の旅客機で、客席数は250〜525程度。シンガポール航空は先月末、エアバスの最新鋭中型機「A350」とボーイングの競合機「787」をそれぞれ30機発注した。その額は合計で170億ドル(約1兆6460億円)に上る。英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)を傘下に置くIAGもこれに先立つ4月、両機種を計36機購入している。

 また今月上旬、南アフリカのケープタウンで開かれた国際航空運送協会(IATA)の年次総会でも、各社からワイドボディー機の購入計画が相次いで表明された。

 欧州2位のルフトハンザドイツ航空は、年内に長距離機50機前後をエアバスかボーイングに発注する計画を発表。同社は先にエアバスの大型機「A380」を追加で2機、ボーイングの大型機「777」を6機購入することも明らかにしている。

 日本航空の担当幹部によると、同社は最大45機のB777を後継機「777X」かB787と交代させるべく、ボーイングと交渉中。日航の大西賢会長は記者会見で、代替機の候補にはA350も入っており、エアバスと協議していると明かした。

 このほか国際線でアジア最大手のキャセイパシフィック航空(香港)のスローザー最高経営責任者(CEO)も、A380かボーイングの最新鋭大型機「747−8」の購入を検討していると語っている。

 数週間後に初飛行が予定されるA350は、4月までに616機の受注が確定。堅調な販売で製造の時間枠が埋まってしまい、新規顧客の納期を遅らせざるを得ない現状を受け、エアバスは生産を増やすことを検討している。

 各社の積極的な機材調達は、明るさを増してきた航空業界の見通しを反映した動きだ。米マウンテン・ヴィスタ・コンサルティングのキャンベル社長は「以前に比べ輸送能力が抑制され、供給が需要に見合うようになったため、業界は楽観的な見方を強めている」と解説する。

 IATAはこのほどリストラの成果などを理由に、航空業界全体の今年の最終利益見通しを従来より20%多い127億ドルに上方修正した。前年実績に比べると67%増となる。これに関してIATAのタイラー事務局長は、輸送能力の制約で座席利用率が過去最高の80.3%に押し上げられる見通しとなったことも一因と指摘している。

 とはいえ、ワイドボディー機の調達拡大には需給バランスを再び崩す危険も伴う。タイラー事務局長は、各社による機材発注高が既に過去最高水準にあるなか増強ペースが一段と加速すれば、今年の見込み値で1.8%と「極めて薄い」水準にとどまる業界の利益率が悪化しかねないとクギを刺している。(ブルームバーグ Chris Jasper、Robert Wall)


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