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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2261チバQ:2010/09/01(水) 12:31:09
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100901/biz1009010801000-n1.htm
【イチから分かる】「羽田のハブ空港化」 地方から海外旅行便利に (1/2ページ)
2010.9.1 07:58

完成して公開された羽田空港の新国際線旅客ターミナルビル(荻窪佳撮影) 10月末に新しい滑走路が完成し、国際定期便が32年ぶりに復活する羽田空港。都心から近く、国内線との乗り継ぎもしやすいのが魅力で、政府は国際拠点(ハブ)化を目指している。ハブ化が進めば、ビジネスやレジャーなどで海外旅行が便利になるが、一方で他の国内空港や航空会社にとっては競争が一段と激しくなりそうだ。(大柳聡庸)

 「ハブ」とは、自転車などの車軸の意味だ。拠点空港に各地から航空機が集まる様子が、ちょうど車軸から放射状に広がる棒(スポーク)に似ているため、拠点空港をハブと呼ぶようになった。需要が少ないため直行便を飛ばせないような地方の都市間でも、ハブ空港を介せば、1回の乗り換えで行き来できるという利点がある。

 日本ではこれまで、国際線は成田、国内線は羽田ですみ分けてきた。だが、成田は羽田とのアクセスが悪く、地方空港から羽田を経由して成田発で海外に出かけるのは、やはり不便だ。

 東北や北陸、九州などの地方空港の中には、国際線の乗り継ぎに便利な韓国・仁川空港との直行便があるところも多く、わざわざ成田を利用するより仁川空港を経由して海外に出かける利用者も増えていた。それに危機感を募らせた前原誠司国土交通相は昨年10月、羽田のハブ化を宣言した。

 羽田では、新滑走路の完成を機に現在年約30万回の発着枠が段階的に増やされ、平成25年までに約44万回となる。国交省は、このうちの9万回を国際線に割り当てる計画だ。

 現在、羽田の国際線は北京、上海、香港、ソウルの4都市と結ぶ路線だけで、いずれもチャーター(不定期)便だが、10月末からはハワイやサンフランシスコ、バンコク、パリなど14都市に定期便が就航。その後も就航都市を増やしていく予定だ。

 羽田の国際線拡充に対応するため、新しい国際線旅客ターミナルも10月21日から営業を開始。空港会社などの予測によると、羽田の24年度の国際線利用者は、21年度の約3倍の860万人まで増加する。

 ただ、課題も多い。その一つが発着枠の少なさ。9万回まで国際線の枠を増やすといっても、これだけでは首都圏の航空需要すら満たせない。仁川などより約4倍も割高な着陸料も海外の航空会社にとっては障害で、羽田がアジアを代表するハブ空港となるには時間がかかりそうだ。

                   ◇

 ■空港や航空会社の競争促進

 羽田空港がハブ化されれば、成田空港や関西国際空港など他の国際空港から利用者を奪いかねない。特に同じ首都圏の成田は大きな影響を受ける。

 国交省は首都圏の航空需要を満たすため、今後も成田を最大限活用する方針を変えていない。それでも都心からのアクセスに便利でビジネス客の利用が多い羽田の国際線は“ドル箱路線”となりそうで、航空会社が経営の重点を羽田にシフトする可能性もある。成田の地盤沈下を懸念する地元では航空会社をつなぎ止めようと、深夜や早朝の離着陸制限の見直しを求める声も出始めている。

 国内空港の競争力を高めるため、前原国交相はローコスト・キャリア(LCC)と呼ばれる格安航空会社を活用すべきだと主張している。これを受けて成田や関空では、LCC専用の旅客ターミナルの設置も検討し始めている。

 LCCの航空運賃は、路線や時期によっては大手より5割以上も安い。参入が増えれば大手を巻き込んだ値下げ競争が激化するとみられ、利用者には歓迎されそうだ。羽田のハブ化は他の国内空港だけでなく、航空会社の経営にも影響を及ぼすことになる。


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