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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

4755チバQ:2014/03/30(日) 13:22:16
 「南アジア着陸説」は、マレーシア政府が推定墜落地点をインド洋南部と発表したことから沈静化した。もちろん、機長または他の誰かが機体を無理やりインド洋の真ん中に飛ばし、「自爆」した可能性もある。あるいはどこかの陸地に着陸しようとしたものの、燃料切れになったのかもしれない。

 だが、ここへきて「より合理的な説明」として急浮上しているのが、機体の火災や機内の急激な気圧低下などで乗員・乗客が意識不明となりながら、機体は勝手に飛行を続け、最終的に墜落するという「ゴースト・フライト」と呼ばれる現象が起きた可能性だ。

 元パイロットのクリス・グッドフェローと名乗る人物が3月20日頃、ソーシャル・メディア上で次のような説を発表した。

 「不明機は前輪のタイヤが離陸時にバーストしたせいで格納後に燃え始め、煙が操縦席に充満。機長はただちに機を最寄りの空港に緊急着陸させるため、機を大きく西方に変針させた。変針された航路の直線上には、大型旅客機が着陸できる長さの滑走路を備えた、マレー半島のプラウ・ランカウィ空港がある。しかし、機長らは煙に巻かれ、死亡したか意識を失った」

 この説でいけば、機長はハイジャック犯どころか、身をていして機を救おうとした英雄ということになる。

 マレーシア政府によると、機は変針後、実用制限高度を超えて急上昇した後、急降下したとされる。事実とすれば、操縦席の異変で機体は制御不能となり、急上昇で機内の気圧が低下し、乗客らも意識不明となった可能性が高い。

 過去の事例では2005年8月、キプロスのヘリオス航空のボーイング737型機が、与圧システムの異常で操縦士が酸素欠乏により意識不明となり、約2時間飛び続けた後に燃料切れでギリシャの山中に墜落。乗客乗員121人は全員死亡した。

 また、1999年には米プロゴルファーのペイン・スチュワート氏ら6人が乗った自家用ジェット機がフロリダ州オーランドからテキサス州ダラスに向かおうとしたところ、上空で機内の気圧が急激に低下。パイロットらは意識を失ったものの、機体は自動操縦で4時間以上も飛行し、本来の目的地から北に2000キロ以上も離れたサウスダコタ州に墜落した。

 MH370機も、もしかすると与圧システム異常を起こした可能性もある。二度とこのような惨劇を繰り返さないためにも、飛行データや操縦室の会話などが記録されているブラックボックスが一日も早く回収され、原因が特定されることを望みたい。(黒瀬悦成)


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