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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

6644荷主研究者:2019/01/01(火) 14:16:52

https://www.sakigake.jp/news/article/20180717AK0018/
2018年7月17日 秋田魁新報
さらなる飛躍へ(4)認知度向上 道の駅、にぎわい創出

ランチ客でにぎわう空港ターミナルビルのレストラン

 大館能代空港は午前に1往復、夕方に1往復の東京便が運行し、午前11時から午後5時25分までは離着陸がない。だが、乗客がいないその間、空港内が閑散としているかといえば、そうではない。

 ドライブ途中に立ち寄った大館市の夫婦、病院への見舞い帰りという秋田市の家族連れ、山梨県からの観光客…。お昼時、空港内のレストランはさまざまな人たちでにぎわいを見せる。

 食事を終えた大館市の60代女性は「友人とちょっと遠出してランチするにはちょうどいい」。地元のサラリーマンや女性グループなど常連客も多く、同空港ターミナルビルの担当者は「レストランのにぎわいは、空港に立ち寄る人が増えていることの証し」と話す。

 2010年9月、県は全国で2例目となる空港施設を活用した道の駅をオープンさせた。当時就航していた大阪便、東京便ともに旅客数が伸び悩む中、新たな角度からにぎわいを創出しようという試みだった。道の駅の登録に必要な24時間利用の駐車場を新たに整備。レストランや売店の営業はターミナルビルを活用した。

 道の駅のオープン以降、地元農家や飲食店が野菜や漬物などを販売する「大空市」も毎月開催。ターミナルビルは「道の駅を目的に訪れる人も増えている。空港の存在を認知してもらうことが、利用促進につながる」としている。

 ほかにも写真展やミニコンサート、川柳教室を企画するなど、空港内では地域住民が気軽に足を運ぶきっかけづくりが多様に展開されている。

 定期便以外の利用者を増やす取り組みでは、地域航空会社フジドリームエアラインズ(FDA、本社静岡市)による国内チャーター便を誘致。16年に6便、17年に9便が運行され、延べ1049人が搭乗した。今年はさらに増え、12便が運行予定だ。

 大館能代空港の誕生は、「県北に空港を」という官民一体の誘致活動が県や国、航空会社を動かす原動力となった。行政や商工会などのほか、婦人グループや地権者らも陳情に加わり、地元の情熱をアピールした。

 だが、開港フィーバーが収まり、時が経過するにつれ、住民の関心は薄れてしまった―。それが空港関係者の共通認識だ。

 空港が多くの人でにぎわい、地域での存在感が高まれば、住民の関心を取り戻すことにもつながる。県交通政策課は「多くの住民が開港時に駆け付けたように、20周年という節目が『おらがまちの空港』という熱い思いを再び高めるきっかけになってほしい」と期待している。


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