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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1490チバQ:2010/01/28(木) 12:57:20
http://mainichi.jp/select/biz/kansoku/news/20100128ddm008070100000c.html
欧州への夜行便=東京大教授・伊藤隆敏
 先週、ストックホルムで財務省、中央銀行関係者と学者の恒例の会議が開催され、参加した。水曜日の午後の教授会に出席した後に空港に向かい、木曜日の朝9時半からはじまる会議に間に合うようなフライトを探した。過去の経験から可能性は3ルート。

 成田発唯一の欧州への夜行便、エールフランスは21時55分成田発。パリ到着は早朝4時25分。日欧を往復するビジネスマンにはおなじみのフライトだ。ところが、パリ発ストックホルム行きは9時過ぎまでなく会議開始には間に合わない。

 次に香港経由を探した。香港を真夜中に出発、欧州主要都市に6時台に到着する便が多数あるからだ。ところが、香港からストックホルムへの夜行便がないことが判明。

 最後の可能性がバンコク経由のタイ航空。東京を17時15分に出発、バンコクに22時15分に到着。2時間半後の0時45分バンコク出発、ストックホルム6時5分到着。この便を使い教授会と会議を両立させることができた。

 これから分かるように、アジアの「ハブ空港」では当たり前の、欧州向け夜行便をANAもJALも運航してこなかった。主因は成田空港には夜間・早朝の発着制限があり、欧州行きに便利な真夜中の出発ができないからだ。成田はアジアのハブになれない。

 今年10月から羽田の国際化が実現する。欧州への夜行便も、独、仏、英、オランダ向けに解禁される。ようやくアジアのハブを日本に奪還して、ANAとJALを元気にするチャンスがやってくる。日本の地方都市やアジアの客を羽田に集めて、夜行便で欧州へ。そんなビジネスモデルが可能になるからだ。しかし、JALには、ちょっと手遅れのチャンスだったかもしれない。

毎日新聞 2010年1月28日 東京朝刊


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