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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

6686チバQ:2019/03/18(月) 14:00:36

 ◆収益力に課題

 日航よりも以前からLCCに力を入れてきたANAHDも、手をこまねいてはいない。19年度末で傘下のLCC、バニラエアとピーチを統合させて国内LCCのパイオニアのピーチを強化し、アジアナンバーワンのLCCを目指す。20年度以降には50機以上の機材を用意して中距離路線にも本格参入し、ジップエアとの競争を展開することになる。就航先は発表されていないが、5〜6時間程度かかるバンコク周辺のベトナム・ハノイなど東南アジア地域が有力視されている。

 ただ、バニラエアの社長も兼務するピーチの井上慎一最高経営責任者(CEO)が「中距離LCCはどのように利益をあげていくのか課題も多い」と述べているように、日航と同様、中距離LCCが成功するかは予断を許さない。

 日航のLCC事業は、ANAHDに比べると限定的で、ジェットスターなどへの出資にとどまっていた。ジップエアの挑戦は日航にとって大きな転換点といえ、ANAHDとの競争の激化は必至だ。

 SMBC日興証券の長谷川浩史シニアアナリストは「世界の航空各社も中長距離のLCC事業を展開し始めており、米国の西海岸や東南アジアから競合が日本に就航する前に先手を打った」と日航、ANAHDの取り組みを評価する。パイロット不足などの厳しい環境下、「当初の計画通りに事業が発展できるかは未知数」(長谷川氏)だが、中長距離LCCの成功は訪日客のさらなる拡大にも寄与するだけに、期待も集まりそうだ。(大坪玲央)

                   ◇

【用語解説】LCC

 英語で格安航空会社を意味する「Low Cost Carrier(ローコストキャリア)」の頭文字。着陸料の安い空港を利用して運航回数を増やしたり、機内サービスなどを有料化して運航経費を軽減したりすることで、航空運賃をフルサービスキャリアと呼ばれる通常の航空会社より大幅に低廉化している。他路線への乗り継ぎが不便だったり、欠航が比較的多かったりするデメリットもある。


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