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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

4536チバQ:2013/10/10(木) 01:31:53
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20131009-OYT8T00081.htm
関空 イスラム教徒おもてなし



客室に聖地の方角を表すキブラシールを貼る日本ハラール協会の聖職者(泉佐野市のホテル日航関西空港で)



聖地の方向を示すキブラシール



宿泊客に貸し出される礼拝用マット ◇拝礼サポートや戒律守った食事メニュー

 関西空港やその周辺施設がイスラム圏からの観光客向けのサービスに力を入れている。円安や渡航手続きの簡略化などから、イスラム教徒の多い東南アジアなどの観光客が増えているためで、礼拝のサポートやイスラムの戒律を守った食事の提供など、様々な取り組みを始めている。(北口節子)

 「イスラム教徒が礼拝できる場所が増えれば、安心して旅行を楽しめます」

 先月19日、関西空港島にある「ホテル日航関西空港」(泉佐野市)の客室。イスラム教の聖地メッカの方向を示す「キブラシール」を天井に貼る作業を見守ったイスラム教徒で、NPO法人「日本ハラール協会」理事長のレモン・史視(ひとみ)さん(36)はそう言って目を細めた。

 同ホテルは、今月から全576室の天井などにこのシールを備え、礼拝時に必要なマットや女性用の服「ムクナ」の貸し出しも行っている。全客室にキブラを設置するホテルは国内初だ。

 同ホテルの高橋信行総支配人は、「空港全体でイスラム教徒の方々が快適に過ごせるサービスを考えている」と語る。

 日本政府観光局(JNTO)によると、昨年はイスラム教徒が多いインドネシアから約10万人(前年比63・9%増)、マレーシアから約13万人(同59・7%増)が来日。今年7月からは東南アジア5か国の渡航手続きが緩和され、インドネシアの旅行者は、期間内に何度も来日できるビザの滞在期間が15日から30日に延長、マレーシアはビザの取得が免除されるようになった。11月には関空への直行便も増える。

 この流れを受け、空港内のサービスが進む。現在、1か所しかない第1ターミナルの国際線出発ロビーにある礼拝所は、来年3月までに3か所に増える。これまでなかった礼拝前に手足を清める「小浄施設」も設けられる予定だ。対岸の商業施設「りんくうプレミアム・アウトレット」も今月、礼拝用の「サイレンスルーム」を2部屋設置した。

 食文化へも配慮。関空島内の機内食製造会社が団体客向けに、イスラム教で禁じられる豚肉や酒などを完全に排除した「ハラール料理」を提供。予約すれば、待合室などで食べることができる。空港内のレストランが戒律に従った調理法を証明する「ハラール認証」を取得する動きも出ている。

 また、ホテル日航関西空港内の和食レストランは、アルコールを含んだみりんやしょうゆを使わない、昆布だしを使った本格的な和食のコース料理(3800円)を売り出した。

 同ホテルの高橋総支配人は「イスラム圏の観光客に日本の伝統的な和食文化を発信するチャンスとしても捉えている」と話す。

(2013年10月9日 読売新聞)


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