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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

416千葉9区:2009/03/28(土) 12:10:25
http://mainichi.jp/area/ibaraki/archive/news/2009/03/27/20090327ddlk08020166000c.html
夢と現:茨城空港開港まで1年/上 拡充する成田・羽田 /茨城
 ◇格安での差別化が鍵
 年間20万回発着可能な日本の空の玄関・成田空港。さらに滑走路の延伸を目指してつち音が響く。10年3月には発着枠は22万回に増える。国土交通省の前田隆平航空局長は1月、千葉県成田市で開かれた国、千葉県、地元9市町、成田国際空港会社(NAA)で構成する4者協議会で「(増枠分の2万回の)半分強が(航空会社と)合意済み。『売り切れ』は確実」と成田人気に胸を張った。

 橋本昌知事は10年3月に開港する茨城空港について「成田では足りないからだ」と必要性を強調してきた。だが、NAAは08年3月、効率化すれば成田は30万回発着も可能だと試算しており、4者協議会で既に議論が始まっている。

 羽田空港も10年に発着枠が増え、国際線も増強される。前田局長は「羽田はあくまでも補完的なもの」とし、成田で30万回が達成できれば首都圏需要はほぼ充足するとみる。

 10年には成田空港と東京・日暮里間を36分で結ぶ鉄道が開通。12年にはつくば市と成田空港が圏央道を通して高速道で直結される。全日空が設立したANA総研は「首都圏第3空港」を掲げる茨城空港について「成田や羽田と同じことをしたのではダメだ」という。

 県が形勢逆転の策とするのが格安航空会社(ロー・コスト・キャリア=LCC)の誘致だ。ターミナルビルは搭乗口と乗降口を同じフロアに集め、LCC向けに少ない人員での管理を可能にした。駐車場は無料にする。県はマレーシアの「エア・アジアX」と交渉し、フィリピン、香港、マカオのLCCなどにもアプローチする。

 LCCより一足先に、茨城空港への定期便就航が決まったのは韓国のアシアナ航空だった。昨年秋以来のウォン安で、1月の同航空を利用した韓国からの来日者は52%減(前年同月比)。しかし「韓国−成田、羽田線の需要は今後も伸びる」とし、北関東圏の需要の一部を茨城でとらえられるとする。大手旅行業者は「北関東の人は羽田、成田へ行くのに抵抗感はない。成功の鍵はLCCと同じく価格だ」と話す。

 アシアナの成田−韓国便は2万円台前半だが、福島−韓国は4万円台後半(4月上旬の正規割引運賃)に設定されている。同じ路線を飛ぶ競合他社の存在や座席数などで航空運賃は大きく変わる。この旅行業者は「成田以上の安値で出さないと客は集まらないのでは」とみる。

 昨年秋以来の景気後退も懸念材料だ。日本からの海外旅行客は07年の1729万人をピークに、08年は1599万人(日本政府観光局調べ)に下落し、成田空港を含め今年もその傾向が続く。

 別の旅行業者は「軌道に乗ればいいが、LCCの将来性は読めない」と話す。

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 茨城空港開港まで1年。当初描いた夢と現実のギャップは埋まるのか。

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 ■ことば

 ◇茨城空港
 小美玉市にある航空自衛隊百里基地を官民共用とし、既存の滑走路に並行して2700メートルの滑走路を造る。国の事業で、事業費約250億円のうち県負担額は80億円程度とされる。


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