したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

3468チバQ:2012/03/05(月) 21:14:53
大手マスコミが根拠もなく不安をあおるのはいかがなのか?
レガシーキャリアに比べて、事故率が高いなどのデータがあるのか?
(実質的な政府保障のある)フラッグキャリアに比べて、一度事故死たら即倒産となる
LCCのほうが安全に敏感という考え方もある。
http://www.yomiuri.co.jp/job/biz/columneconomy/20120302-OYT8T00694.htm?from=navlc
LCC 安い。歓迎。でも…


編集委員 近藤和行


関係者が見送る中、第1便に乗り込む旅客ら(3月1日、関西空港で) 世間は歓迎ムードが濃厚のようだ。でも、少し心配でもある。格安航空会社(LCC)が国内でも本格始動したことに関して。


 関西国際空港を拠点に基幹路線を就航させる「ピーチ・アビエーション」が1日就航した。関空−新千歳が4780円から、関空−福岡は3780円からと、大手の半額以下。夏には別のLCC2社も就航する。期間限定のキャンペーン価格ではあるが、国内長距離で500円、980円などの「激安」料金もある。

 移動コストが下がり、観光客が増え、経済の活性化につながるのなら大歓迎である。自分の寂しい財布を思えばうれしいし、文句をいう筋合いのものではない。

 でも同時に、安すぎないかとも思うのだ。

 安さの秘訣は、燃費が良い小型機を使用し、座席間隔を狭めて席数を増やし、機内食や飲み物、手荷物預かりなどは全て有料にしたことなどにあるという。チェックインカウンターもやめ、自動チェックイン機にした。

 就航当日は、客室乗務員の不手際だろうか、機内食の配布ができないまま着陸したり、チェックイン機が故障し長蛇の列ができたりしたというが、激安価格を享受するなら、その程度の不便はお愛想だろう。

 心配の種は、安全面への影響がないのか、という点に尽きる。

 大手航空会社から技術提供を受けるという。知人の航空会社OBも、心配なかろうという。約20年前からの航空運賃自由化で運賃はそこそこ下がったが、これまで安全面への影響は特に見当たらないという指摘もある。

 でもやはり、安すぎるのが心配なのだ。座席を増やしたり、サービスを削減するだけで、そんな価格が続けられるのだろうか。

 作家の曽野綾子さんが先日の産経新聞のコラムで同じ趣旨のことを書いていた。

 概略は、<安売り合戦で機械の基本的管理に手抜きが出ないか。輸送機器では人の生死に関わる。いくら自由化とはいえ、物事には常識的な線がある。理屈が通らない安売りが原因で事故が起きれば、まともな運賃を払う他の乗客まで巻き添えにする悲劇も起きかねない>というものだ。人は全て適切な対価を支払う義務を果たすべきであるとも結んでいた。

 生命に関わる産業にとって、安全対策は生命線であり、こんなことは過剰な心配、余計なお世話かもしれない。でも、そう思う人は少なくないと思う。

 昨今の経済情勢では、安ければ喜ぶ、讃える――に流れがちだが、それが全て良いとは限らない。「適切な対価」とは、を改めて考えるきっかけとしたい。

(2012年3月5日 読売新聞)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板