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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

6615チバQ:2018/11/15(木) 19:27:56
https://www.sankei.com/west/news/181114/wst1811140030-n1.html
関西3空港の役割分担に見直し論 台風被害背景
2018.11.14 15:35産経WEST経済

 関西の空の玄関口である関西国際、大阪(伊丹)、神戸の3空港について、国際線・国内線・貨物便などの運航をめぐり役割分担の見直しを求める声が強まっている。訪日外国人客が増え続ける中、今年9月、台風21号の被害で関空が一時閉鎖され国際線が運航できない事態が発生し、リスク分散の必要性が顕在化したからだ。関西財界では神戸空港での国際線運航を模索する動きもあるが、今春から3空港を一体的に管理・運営している関西エアポートは、経営への影響などを考慮して慎重姿勢だ。関係自治体の思惑もさまざまで、足並みはそろっていない。(阿部佐知子、牛島要平)

 ■財界と空港運営会社に相違

 3空港の役割は、神戸空港の開港を控え平成17年に開かれた関係自治体などによる「関西3空港懇談会」(3空港懇)で、当時業績が低迷していた関空に配慮し、関空を国際拠点空港、伊丹、神戸を国内線の空港とする基本方針で合意した。これを見直すには改めて関係者で合意する必要があるが、3空港懇は22年を最後に8年間開かれていない。

 訪日客の増加を受け、3空港の役割見直しを求める声は台風以前からも挙がっており、3空港懇の座長を務める松本正義・関西経済連合会会長(住友電気工業会長)は昨年から議論再開を呼びかけていた。松本氏は台風被害後の10月15日の定例記者会見で「早くやったほうがいい。事務局に任せてきたが、(自身が)オープンマインドで話をまとめていきたい」と話し、3空港懇再開の段取りが進まない現状への不満をにじませた。

 最大のネックとなっているのは、3空港を一体運営する関西エアポートとの見解の相違だ。松本氏は、関西エアが3空港の役割について中長期的な見通しを示すことが議論に不可欠として、何らかのプランを提出するよう求めている。

 ■関空の「成田化」を懸念

 一方の関西エアは、そもそも伊丹、神戸を国内線とする規制は自治体の合意を受け入れたものであり、見直しに積極的に関与する立場にはないとの姿勢だ。また、現状の規制の中で経営計画を立てており、見直しにともなう収益などへの影響を懸念している。

 関西エアの山谷佳之社長は「一般論として、自由な経済活動には規制は少ない方がいい」と述べるなど、将来的な規制緩和への議論は否定していない。

 ただ、関西エア関係者は「関空が、羽田空港の国際化で需要を奪われた成田空港のようになることは懸念している」と明かす。都心部からの利便性が高い伊丹、神戸で国際線を扱うべきかどうかについては、社内でも慎重論が根強い。

 加えて、9月の台風被害を受け、まずは防災対策の構築を最優先している事情もある。3空港の役割見直しは「考えがまとまっていない」(西尾裕専務執行役員)のが現状という。

 ■年内再開厳しく

 業を煮やした関経連は、国際線の定期便が認められていない神戸空港で「国際定期チャーター便」を認める規制緩和案を検討しており、何とか議論を前進させたい考えだ。

 ただ、神戸市はかつて関空建設の候補地となりながら拒否したいきさつがあり、現在の神戸空港の国際化案には関空の地元から反発の声が挙がっている。また国際線の復活を望む伊丹空港周辺自治体も、神戸の先行をすんなりと受け入れるかは不透明だ。

 関経連が目指す年内の3空港懇再開は“視界不良”で、関係者からは「年内開催は厳しいのでは」と懸念する声も出始めている。


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