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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

4365チバQ:2013/05/15(水) 00:29:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130511-00000078-mailo-l12
開港35年・岐路に立つ成田:/4 自治体で恩恵に差 成田市に効果集中 /千葉
毎日新聞 5月11日(土)12時5分配信

 成田空港から車で約10分の大型商業施設「酒々井プレミアム・アウトレット」は4月の開業後、初の大型連休を迎え、大勢の買い物客でにぎわった。空港から立ち寄る外国人客の姿も目立った。
 アクセスを支えるのは、ほぼ同時に開通した東関東自動車道・酒々井インターチェンジ(IC)。連休期間中、駐車台数は約12万台を数え、運営会社の担当者は「期間中の売り上げは想定の倍だった」と喜ぶ。西側にある観光施設「しすい・ハーブガーデン」の入場者は、前年同期より2倍近く増えた。酒々井町の担当者も「町の雰囲気や人の流れが相当変わった」と、発展に期待をふくらませる。
 ■「日が当たらない」
 空港の東にある多古町も似た夢を描くが、菅澤英毅町長は「日が当たらない」とぼやく。航空旅客が利用するホテルや民間駐車場は空港北側の成田市に集中し、町への経済効果はほとんどない。
 希望の糸は圏央道の延伸計画。東金ジャンクション(JCT)−木更津東IC間が4月27日に開通し、稲敷IC(茨城県)−大栄JCT(成田市)間も工事が進む。多古町内を通過する大栄JCT−松尾横芝IC間(18・5キロ)のみが未着工となっている。
 空港の出入り口は北(成田市)と南(芝山町)にしかないが、多古町は同町一鍬田(ひとくわだ)地区に東側ゲートの新設を希望している。圏央道にパーキングエリア(PA)と道の駅を兼ねた施設を造り、PAから車が乗り降りできるスマートICを整備して、東側ゲートとつなぐ。さらに高速バスの利用者や乗務員向けの簡単な宿泊施設も構えたい−−。だが……。
 東側ゲートについて、成田国際空港会社(NAA)地域共生部の菊地諭マネジャーは「検討段階に入っていない。(航空機の)誘導路の下に道路を造るとなると、ハードルは高い」と話す。
 スマートIC構想も困難な情勢だ。大栄JCT−松尾横芝IC間に2カ所のICが計画済みのため、NEXCO東日本の担当者は「道路開通時から状況が変化した時に、建設するのがスマートIC。最初から造るのはなじまないのでは」と懐疑的だ。何より、予算の少ない多古町が単独でできることは限られる。
 ■人口減の中で
 「非常に苦慮しました。今でも苦慮しています。でも、デメリット以上にメリットを獲得する必要がある」。4月21日夜、芝山町の相川勝重町長は自らパソコンで作成した資料を使って、熱弁をふるっていた。
 3月末に空港の深夜離着陸制限緩和に同意した経緯や理由を説明する報告会だったが、集まった町民は昼18人、夜10人で、半分は町議だった。「(報告会に)行ったところで、何かが変わるわけじゃないからね」。欠席した騒音地区の住民は話した。
 相川町長はかつて空港反対運動の中心にいたが、90年代前半の空港問題シンポジウム・円卓会議で、国が強権的な建設を謝罪したことを機に離脱。3度目の挑戦となった97年の町長選で初当選した。「空港はよくここまで育ってきた。地域の理解のおかげ。これが率直な思いだ」と吐露する。
 町内の大半が騒音地区のため人口は減る一方で、県内自治体で4番目に少ない7929人。2年後には町立の3小学校を1校に統廃合する。
 だが、空港に近い立地を生かし、輸出入のための大規模な物流倉庫の進出が続いた。10年の国勢調査で、町の昼間人口は夜間の1・5倍近い1万1628人だった。「騒音地区以外に住宅を供給すれば、職場の近くに住みたい人はいる」と相川町長は強調する。11年策定の町総合計画でも「定住化促進」を掲げたが、具体的な住宅整備はこれからだ。=つづく
5月11日朝刊


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