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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

4375チバQ:2013/05/20(月) 22:05:34
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130519/chb13051922130005-n1.htm
「完全空港」へ…高まるB滑走路待望論 千葉
2013.5.19 22:11 (1/2ページ)

未買収地(左の部分)を迂回するため、「への字」に湾曲しているB滑走路の誘導路=成田空港(城之内和義撮影)
 20日で開港35年を迎える成田空港は、現在も当初計画からはほど遠い姿だ。建設反対闘争による未買収地の影響で、十分な長さの滑走路が1本しかない弱点を有事に露呈し、かつては「欠陥空港」とまで呼ばれた成田。激化するアジアの空港間競争の中で「完全空港」に脱皮するため、関係者からはB滑走路(2500メートル)の再延長待望論が高まっている。

 空港用地内には2軒の農家が住んでいるほか、一筆の土地を多数の地権者で分け合う「一坪共有地」などが点在。民家や畑など計約3万4千平方メートルの未買収地があり、滑走路や誘導路の建設計画に大きな影響を与えている。

 成田空港はA滑走路(4千メートル)とB滑走路の平行する2本の滑走路で運用している。当初計画にあった横風対策用のC滑走路(3200メートル)は用地買収が進まず建設が凍結され、現在はA、B両滑走路を結ぶ誘導路として使われている。

 今年3月、この誘導路上にエプロン(駐機場)が新設された。昨年度に増枠した年間発着能力27万回に対応するための施設で、今後の30万回化に向けて拡張も視野に入れている。同所にエプロンが整備されたことで、関係者からは「事実上、C滑走路の計画は消えた。今後はB滑走路の延長が現実的な課題」との見方が強まった。

 B滑走路は平成14年4月、2180メートルの「暫定滑走路」として供用開始された。当時は「第2の開港」として成田の利便性向上に期待が寄せられた。

 しかし、21年3月に起きた米フェデックス貨物機の炎上事故が、状況を一変させた。事故現場のA滑走路が26時間閉鎖され、短いB滑走路から離陸できない大型機の欠航が相次いだ。滑走路2本のうち1本が完全な代替とならないことから「欠陥空港」と指摘された。

 こうした事態を受け、成田国際空港会社(NAA)はB滑走路を当初計画の2500メートルで運用する計画を半年前倒し。さらに当時の森中小三郎社長(現取締役相談役)はB滑走路を再延伸する意向を示した。

 仁川(韓国)や香港(中国)、チャンギ(シンガポール)などアジアの主要空港はいずれも4千メートル級の滑走路を2本以上持っている。「運用効率や有事の対応を考えると、成田にも4千メートル級がもう1本必要」。航空関係者らの待望論が高まる中、用地問題解決に向けた粘り強い交渉もNAAには求められている。


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