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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1269チバQ:2009/12/19(土) 08:25:47
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco/news/20091216-OYO8T00279.htm
背水関空<2> ハブ韓国・仁川に存在感…日本の地方空港も後押し


韓国・仁川国際空港のハブ化はアシアナ航空機(手前)や大韓航空機(奥)が担っている(関西国際空港で)=近藤誠撮影 首都圏第3の空港として2010年3月に開港する茨城県の茨城空港(小美玉市)。県などでつくる茨城空港利用促進等協議会は今月1日、ホームページに世界地図を掲げ、こんな一文を添えた。

 「仁川(インチョン)国際空港でのトランジット(乗り継ぎ)を活用すれば、茨城空港から世界各国へのフライトが可能です」

 地図上では、航空機が茨城から韓国・仁川、さらに仁川からニューヨークやシドニー、タイのプーケットなど世界28都市へ向かう。

 茨城は開港時、日本航空の経営不振もあり国内線は飛ばない。一方、韓国のアシアナ航空が仁川線を週7便(往復)運航する。

 県幹部は言い切る。「仁川はアジアのハブ(拠点)空港。アシアナの国際路線網を生かさない手はない」

 一方のアシアナ側は、理由として「北関東約700万人の後背地に加え、東京都心からも80キロしかない。成田と羽田の発着枠が今は一杯なので、東京の補完としても使える」(日本地域本部)ことなどを挙げる。

 岡山県営の岡山空港(岡山市)では3月、大韓航空が週7便の仁川線を187席から296席に大型化した。搭乗率が9割に達し、県が要望していた。

 大型化で着陸料収入は年間6000万円程度増えそうだ。県の担当者は「国内線が低迷する今、仁川線の存在は大きい」と話す。

 日本の地方空港と仁川を結ぶ定期旅客便は09年冬ダイヤで24都市、週136便にのぼる。一方、ピーク時は33路線を数えた関西国際空港の地方路線は、今や7都市を結ぶに過ぎない。

 大阪府の橋下徹知事は「韓国は国家戦略として仁川のハブ化を進めている」と訴える。24時間空港の仁川には、大型機が離着陸できる滑走路が3本あり、航空会社が負担する着陸料は関空の3分の1程度にとどまる。

 昨冬、関空会社はひそかにアジアの複数の航空会社に対し、日本の地方空港と関空を結ぶ路線を運航する気があるか探りを入れた。

 海外航空会社が国内2空港間を飛ぶ「カボタージュ」。現在の航空法は認めていないが、関空で国内線の撤退が相次ぎ、国が規制緩和の可能性を探っている。

 関心を示す社はあったが、実現には至っていない。アシアナ関係者は「地方と関空を結んでも、もうからない。地方から直接、仁川に飛ばす方がいい」という。

 国際ハブ化を目指すのは韓国だけではない。中国やシンガポールなどが力を注ぐ。「日本は既に出遅れている」。関空会社幹部の危機感は強い。成長著しいアジアにどう伍(ご)していくか。与えられた時間は多くない。

(2009年12月16日 読売新聞)


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